ドライサンプ化で取り付けたい部品のひとつ、
それがコレ。
バキュームリリーフバルブ。
ようは負圧の上限(下限?)を設定するレギュレーター。
調べてみたら輸入してからもう6年も寝かせてたwww
本来は、
こういったアメリカンV8に使うバキュームポンプの負圧制御に使うもの。
日本ではメジャーなチューニングじゃないけど、USAの連中はとにかくクランクケース内負圧を作りたいらしく、バキュームポンプは本当にただエンジン内から空気を抜くだけのポンプ。
構造はベーンポンプですね。
エアツールを逆に使う感じ。
ドライサンプもUSAではメジャーなEgチューニングの一つで、あらゆる条件下での確実な油圧確保がドライサンプの利点の大前提で、副次的なメリットとしてクランクケース内負圧化がある。
クランクケース内圧を調整するのは同じなんで、ドライサンプにバキュームリリーフバルブ付けるのもアリかなと。
MRPの4AGドライサンプキットにも付属してるね。
MOROSOのブロックオフプレートええなぁ…。
プーリーはATIか?
ちなこのキット、日本でもナガホリレーシングが取り扱ってて56万?かなんかで買えます。
配管フィッティング別で…。
取り付けはAN12(1-1/16SAE)でエンジンのクランクケースと繋がるどこかに付ければいいだけ。
構造は至ってシンプル。
アジャストスクリューになってるトップキャップをねじ込んだり緩めたりしてスプリングのプリロードを変化させて調整するだけのモノ。
設定負圧を越えるとスプリングが縮み、スチールボールがトップキャップのポートから浮く事によって外気を取り入れ、負圧の限度を制御する。
削り出しで自作出来そうだが、入ってるスプリングのレートが肝だな。
口に咥えて吸い込みながらアジャストさせてみると確かにリリーフ圧が変化してるのが分かる。
俺が負圧計口に咥えてめいっぱい吸い込んで20水銀柱インチ出るか出ないかくらいだから、リリーフバルブの調整範囲は良い感じに収まってると思う。
でどこに取り付けるかだけど、
AN12メスOリングタイプ溶接アダプター買ってあるんで、
カムカバーに穴開けて溶接して取り付けようかと思ってたが…
フィラーキャップに付ければ簡単じゃね?とw
実は先日、友人の金属加工業のF氏が「トヨタの旧規格のアルミフィラーキャップ、知り合いに頼まれて削った〜」と某ガレージに持って来てたのを思い出し、MOROSOのリリーフバルブ取り付けられるフィラーキャップ削ってもらえるか聞いてみたら「楽勝ですよw明日削っときますw」と快諾w
完璧な出来映えw
素晴らしいw
これでバキュームリリーフバルブ取り付け準備も完了〜♪
また妄想実現に一歩近づいた。
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Posted at
2024/04/24 01:46:29