電球はLEDに劣るのか?
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
首都高に乗る直前に、左ウインカーが「ウインク」しない事に気が付いた。メーター上のランプが点きっぱなし。
フローリアンディーゼルの時の経験からするとこれは「どこかのランプが切れている」場合に発生する現象。(バイメタル式のフラッシャーユニットのため電流値が下がるとバイメタルを曲げて接点を開くほどの温度上昇が得られない)
2
とりあえず次のパーキングで、点検しようと思って走っていたが、手ごろな停め場所がなく東北道の蓮田PAまで来てしまった。
停車させてウインカーレバーを左にして、ランプが切れていないかチェックする。リアの左ウインカーランプが点いていなかった。
トランク側よりランプを取りだすと真っ黒。
3
車載していたランプで適合するのが2個だけあった。STANLEY 12V23W BP4577A、2個入り1パック。
20年以上前、静岡県の御殿場あたりの国道246号沿いに「夢シティー」という小さなディスカウントショップがあり、深夜ドライブ時にしばしば寄っていた。そこで買ったもの、¥250の値札が付いている。
4
左が新品(20年以上前に買ったものだけど)、右は死んだ奴。
5
ソケットに新品を付けて、ウインカーレバーを左にして、点灯、点滅の確認⇒OK。
20年以上トランクに入れられていたのに、ちゃんと光る。
6
リアのレンズハウスに収める。これが意外と入れにくい。
7
用事を済ませて、自宅に帰ってから死んだランプを見ると「LIFE 1073 12V23W」と書いてある。
LIFEはメーカー名なのか?聞いたことないな。買った記憶もない。そういえばこの車を買ってたから、ヘッドランプ以外交換した記憶がない。
●車購入以降の記録を読み返すと、
①1997年1月:H4ロービーム(x2)交換
②1999年12月:H4ロービーム(x2)交換
③2006年9月:H4ロービーム(x2)+右前ポジションランプ(x1)交換
④2008年5月:H4ハイビーム(x2)交換
(※角目4灯のローをIPF、ハイをCIBIEにしていたら車検でハネられたため、IPFのハイのみ買いランプ付きで丸ごと交換した。フィラメント切れではない。)
⑤2018年5月:右前スモールバルブ12V6W交換
以上
・リア側は交換した記憶がない。
8
死んだランプのフィラメントは、一見切れているようには見えないが、テスターで計ると導通はない。黒くなっているところを見ると内部に空気が入って、燃えたのだろう。
9
ランプを光で透かしてみると、どうやら赤丸部分が切れているようだ。
LIFEというランプメーカーはネットで調べたら「ライフエレックス」という昭和22年創業の自動車用ランプをメインに作っている会社のようだ。
しかしこのブランドのランプを売っているのを見たことがない。メーカーのHPによると「1952年 6月:日産自動車株式会社・いすゞ自動車株式会社より純正部品に指定」と記載があったので、新車時についていた可能性が高いと推測する。すると、45年間使用していたことになる。(車を購入する直前に交換されていたとしても29年間使用していたことになる。)
しかもリアの他のランプ類はまだ切れていない。そしてメーターランプも1つも切れていない。
電球は優秀だ、LEDの回路が屋外で45年間使用できるとはチョットと想像できない。
環境を理由にLEDを推奨するのは正しいのか(国の言うことはいかにも嘘くさい)。
電球なら1個¥125。(今でも¥200位)
ぼんやり灯り、ふわっと明滅するのが良いのです。
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