1994年4月5日、の巻

このところ宝山寺にお参りしていなかったので、久しぶりに仕事が終わってから向かった。
相変わらず坂道は登らない。まったく困った車だ。何とか山頂に着き、エンジンを切る前にアイドリングをしていると突然、ストール。驚きながらもう一度イグニッションを捻るとかかった。不安ながらもお参りを済ませ、再度スタート。エンジンはかかり走りだしたが、下り坂にさしかかってすぐストール。慌てふためきながら（なにせ急な坂道なので）パワー無しステアリングと倍力装置無しブレーキを操りつつ、中間地点の平らな駐車場まで走行。後続車も来るしハザードを点滅させてのドライブ。無事駐車場に着き例のメカニックに連絡を入れる。ちょっと待ったが来てくれた。考えられるのはフューエルポンプの不良か、寿命だという。
ジャッキアップしてフューエルポンプを点檢。叩いたりしながら接触などをチェック。
10分ほどほっておくとエンジンは始動するが、5,6分でストール。こんな調子なので奈良まで帰れるかどうか分からない。しかしこのまま置いておくわけにもいかず後ろを走ってもらい奈良へ向かうことにした。生駒から阪奈にのり調子よく走っていたが、宝来町のホテル「19」の前でタコメータが異常な動きを見せ、エンジンストール。
一度路肩によせ、イグニッションを捻ると今度はすぐに息をふきかえした。
何とか自宅まで到着。ひとまず今日はやれやれとなった。しかし今後どの様な事態が待っているのか、不安は隠せない。


※1994年の記録が出てきたので転載しています。当時28歳。4月に誕生日を迎えてました。カーグラの連載モノに憧れてそれ風の文章書いて楽しんでました😅
宝山寺は奈良の生駒山にあるお寺です。今見ると山道でエンジン止まるってヤバいクルマですやん😅