ミゼット チョロQ
さび仕様 パトカー仕様 懐かしのタイヤ屋さん
二十数年前だと思いますが、旧車雑誌「ノスタルジック ヒーロー」の特集記事に、
「軽商用車序章」というのがありました(その本自体はもう手元にありませんが)。
その中に、ミゼットに乗って、作った野菜を売りに行くおばあちゃんの記事がありました。
この方は、昔あった「軽免許」の所持者で、普通免許への切り替え講習を受けなかったために、
上限360ccの自動車しか乗れません。
その当時すでに軽自動車は660ccの時代に入るところでしたので、
当然新車を購入したとしても乗れません。
もう、中古の360ccもそうはないでしょう。
それでもおばあちゃんは近所の修理屋さんに協力してもらいつつ、
クラッチ操作も軽やかに、今日もミゼットで野菜を売りにゆく…、といった内容でした。
「軽免許」というものの存在を知らなかったこともありますが、なんだか衝撃というか印象深かったです。
それ以来、自動車黎明期を支えた360ccの軽自動車が大好きです。所有は夢のまた夢ですが。
ミゼットチョロQにも様々なバリエーションがありまして、この3台はその一部です。
・さび仕様 … 街で、畑で酷使された商用車感を出しています。
・パトカー仕様 … 当時、ホントにあったとは思えないですが。後方支援用?
・懐かしのタイヤ屋さん … 箱の裏書に、
「自動車にのるとゴツゴツしてお尻が痛い!」という息子のために、
父親 J.P.DUNLOP はタイヤに空気を入れることを思いつきました。
それが現在のタイヤの原型となりました。
と書かれています。 知らなかった!
Posted at 2017/03/27 18:31:43 | |
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