3日間に渡り作業してまいりました【86 × HKS GT-SUPERCHARGER】キットの装着作業が完了致しました。
SA浜松パッケージでご成約頂いたお客様には、GT-SUPERCHARGER装着後の【ECU現車セッティング】を行わせて頂いております。
これにより市販されているベース状態に比べ、スタンダード状態でも30PS〜40PSの出力向上、今回のオーナー様のように【燃料アップグレード】まで行った際には、60PS以上の出力向上へと進化させる事ができます。
同時に装着させて頂きました【HKS S/C用 エンジンOILクーラーKIT】によりエンジン油温の安定化ができます。
今回のオーナー様の86はフォグ無し車の為、純正のカバーに穴開けを行わせて頂き、OILクーラーコアまで効率よくエアーが入るようにしました。
水温に関してはECUセッティング時【HKS FlashEditor】にて電動FAN作動温度を変更し対応しています。
ECU現車セッティング前に【HKS A/F計】の取付けを行います。
HKS FlashEditorのデータロガーでも空燃比の確認は行えますが、S/C現車セッティング時は別途装着した空燃比計にて確認しています。
また実際の過給圧の確認を行う為の【圧力センサー】の取付けや、【HKS Knock Amp】の取付けにより、エンジンに取付けられているノックセンサーからの信号をヘッドホンを通して確認できるようにしています。
確認すべきポイントをしっかりと行えるよう車両にセットアップする事で、リスクのない現車セッティングが可能となります。
車両にSA浜松 300PSオーバーSpecデータをインストールし、シャシダイセッティングを進めて行きます。
HKS GT-SUPERCHARGERのセッティング時には点火時期MAP・点火学習MAPのセッティングが非常に重要になってきます。
86・BRZはベースの点火時期MAPにプラスして点火学習MAPがあるのですが、車両に合った【安定値】を確認しなければ、高出力の安定化が実現できない為です。
SA浜松Specでは、お客様の86に最適な安定値へ現車セッティングする事で、低回転域から高回転まで伸びがあり、常に同じようなエンジンSpecで走行できるようセッティングを行っています。
只今発売中の【
☆HotVersion→HP】では、プロドライバー【土屋圭市】さんを始め【織戸 学】さん【谷口 信輝】さんが当店のデモカー86に乗って頂いているのですが、これまで乗ってきた86の300PS仕様と比較しても、SA浜松デモカー86の300PSは高回転域までパワー感があり、とても良かったとインプレ頂けたのは、今回のようなセッティング方法があってからこそとなります。
最終的には、燃料アップグレードを行った事で【320PS】仕様となりました。
上の写真は【紫ライン NAチューニング】【赤ライン HKS GT-SUPERCHARGER SA浜松Spec】の比較データです。
回転毎に確認すると、4500rpm時に【66PS UP】6600rpm時には【120PS UP】となりました。
この度はありがとうごいました。
■HKS GT-SUPERCHARGER SA浜松Spec
■HKSフューエルアップグレードKIT
■HKS S/C用 エンジンOILクーラーKIT
■HKS M50HLレーシングプラグ
■エンジンOIL・エレメント
■HKS FlashEditor 現車セッティング
Posted at 2015/11/07 13:49:45 |
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