ALTO WORKS用【HKS FlashEditor SA浜松Spec】レギュラー仕様の開発テストが完了致しました。
レギュラーガソリンはハイオクガソリンと比べると【ノッキング*異常燃焼】が起こる事からベース点火時期が遅角されパワーの安定化が厳しくなります。
SA浜松レギュラー仕様では【シャシダイ・実走行】でテストを行なう事でエンジン本来の性能が引出せるようセットアップ致しました。
開発テスト時には車両に【空燃比計】【ノックアンプ】を取付け、エンジンにリスクなくデータ開発が行なえるようにしています。
燃料・点火時期・バルタイと1つ1つのMAPを様々な方向から繰り返しテストを行い実用回転域においても乗り易さ・ECUチューニングによるパワー感を体感して頂けるように時間を掛けベースMAP開発しております。
☆赤ライン→レギュラーガソリン仕様 SA浜松Specデータ
☆紫ライン→レギュラーガソリン仕様 純正ECUデータ
5,500rpm以降で発生するトルクの谷は純正の状態からあり、データ開発して行く中でもレギュラーガソリンでは【点火遅角】も起こる事からライン補正する事が困難でした。
実走の中でも、この領域ではノッキングが起こる事から純正状態でも点火遅角されて行きます。連続走行時には合わせて吸気温度も高くなり、よりノッキングが発生する事が多くなる為、SPORTS走行を行なう時等には【ハイオクガソリン】を入れる事でエンジンに優しい状況が作れます。
レギュラー仕様では4,000rpm〜10PS向上し、高回転域では最大【15PS】の向上を実現する事ができました。
レギュラー仕様に続き【ハイオク仕様】のベースデータ開発、吸気・排気パーツの変更まで引き続きテストして行きます。
Posted at 2017/10/19 22:40:50 |
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