現在発売中の『REV SPEED NO232』P84・85でも、テスト内容が紹介されているZ34用
ZONEブレーキパッドの新たなテスト品です! 次回の走行テストでは、この2セットをサーキット~ストリート走行で、SA浜松オリジナルパーツ開発ドライバー『木下 みつひろ氏』とテストを行い、
SA浜松 摩材を決定して行く予定です。
開発コンセプトである『ポルシェを超えるクルマづくり!!』の通り、求めている性能は高いものです。
ストリートではバランスの取れていた純正パッドも、いざサーキット走行を5LAPもしてみると、摩材に含まれているスチール材が溶け始めブレーキローターを傷つけてしまい、ストリート走行とサーキット走行の両立とは行きませんでした。*純正パッドに採用されているスチール材の場合です。
現在テストしているZONEブレーキパッドでは『ノンスチール材』にて合わせ込みを行っているので、純正時におきたような問題も無く、純正パッドが付けたローターへの傷も走行する度に綺麗に無くなって行きました。
ここからはブレーキペダルコントロール性に優れ、ZONE田中 実氏の拘りである『曲がる為』のブレーキパッドへ向けテストを行って来ます。
このテストによりZ34用では、Z33同様『ノンスチール材』にてブレーキパッドをリリースできそうですが、当然の事ながら摩材に合った温度域があります。 ブレーキにキツイ本庄サーキットのようなステージを問題無く走れるのも、その摩材に適したブレーキコントロールや適切なブレーキのかけ方があってこそです! 力任せのブレーキコントロールやダラダラと温度を上げてしまう踏み方では設定温度から外れ摩材を傷めてしまう事もあります。
開発テストを行いながら最適なブレーキコントロールも誌面にて、ご紹介できると思いますので今後のREV SPEEDをチェックして下さいね。
【↓サーキット走行5LAPにて摩材が溶け出した純正パッドです↓】
Posted at 2010/03/01 17:30:27 |
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SAH Racingデモカー開発日記 | 日記