4月に開催されたATSさんのイベント時に、ご成約頂いた2台のZ33(DE/HR)のクラッチ交換作業を行わせて頂きました。
今回入庫された2台には、それぞれ社外クラッチが装着されていましたが、2台共にM/Tフィーリングが悪い点と、ガラガラ走行中にも車内に聞こえてくるM/Tの不快なギヤ鳴り、そして操作性に優れないクラッチペダルの重さに悩まされておりました。
操作性に優れないクラッチを装着すると、プレートの反りやディスクの磨耗を早めてしまい結果的には、リペアパーツ等に費用がかかってしまい悪循環になる事もあります。
SA浜松Specでは、できる限りノーマル状態に近い【静かさ】とスコスコと気持ち良い【シフトフィーリング】そして渋滞でも苦にならない【ノーマール同等】のクラッチペダルの【踏力の軽さ】(VQ35DE前期モデルでは、さらに軽くなります)が特徴のサイレントクラッチになります。
そしてVQ35HRではトラブルのもととなる油圧シリンダーを、通常のレリーズベアリングを使用するフォークTypeに交換できる部分もポイントになります。
これにより油圧が抜けてしまうトラブルが無くなるので、ストリート走行~サーキット走行まで安心して楽しめるZ33になります。
今回装着作業が完了後に試乗チェックをしてみましたが、Z33 VQ35DEではマフラーからもビビリ音が大変大きく出ており、ストリート走行していいても耳障りになってしまう状態でした。
走行チェック後に点検してみたところ、中間パイプが純正の補強パーツと干渉していた為、適正なクリアランスを取れるよう対策して再度試乗に出てみたところ、車内は大変静かで快適性が飛躍的に向上しました。 同じ車なのに足回りやクラッチ・マフラーの音が適正な状態になるだけで、違うZに乗っているくらいの差を感じれます。
この辺りも、当店の開発ドライバー【木下みつひろ氏】と【ATS】さんと拘って製作した結果ですが、改めて大切なポイントだなと認識致しました。
ATS製 サイレントクラッチSA浜松仕様 木下みつひろ選手コメント
5月22日(土)23日(日) 第2回 SUBARUフェア in SA浜松 開催致します!
Posted at 2010/05/01 18:22:51 |
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