第1回目となります【SA浜松 × TEIN】コラボ オリジナル車高調KIT開発テストの為、富士スピードウェイに行ってまいりました。
到着した時には曇っていた空も、テストが開始される頃には大雨に…….。
ドライでのテストが行えなかった事は残念ですが、開発テスト期間中には雨の中でも行いたいと考えていたので予定通り走行テストを行いました。
今回は1回目のテスト走行+大雨という事もあり、当店のオリジナルパーツ開発ドライバー【木下みつひろ氏】と打ち合わせた結果、ストリートでの走行テストで現状確認する事に。
ストリートテストでは、TEIN車高調KITのベース状態の確認を始め、減衰調整を行った際の変化を何パターンも試みチェックしました。
素性に優れたTEINさんの車高調は良い意味で木下みつひろ氏を裏切り、ウエット路面でも扱い易い特性を確認できました。
ここからは【SA浜松Spec】としてユーザーの皆様が装着して頂いた際に、購入して良かったと感じて頂けるよう、どうセットアップして行くかを【TEIN開発スタッフ】の方も交え話し合い方向性を決めて行きます。
話し合いを行っている最中には当店のメカニック小池が現地で車高調の取外しを行ってくれました。
よりよい質感・確かな安定感・前後の足回りのリンク・路面追従性の向上を実現する為に、TEIN開発スタッフによりショック仕様変更も現地で行いました。
*詳細はREVスピード誌面に掲載されます。
仕様変更後のショックを車両に取付け、更に路面状況の悪くなったストリートで、木下みつひろ氏と試乗チェックへ行きます。
雨も酷くスリッピーな路面の中でも、想定以上の変化を確認できました。
ドライバーチェンジして自分も試乗チェックしましたが、仕様変更後の足回りは【ドシッ】とした安定感と路面追従性をステアリングからも確認でき、普通なら躊躇するような状況でも高い安心感の中、ウエット路面を楽しめる状況へと進化しました。
ダンパーセッティングにより、ここまで変化するって事には毎度の事ながら驚かされます^^
続いて試乗した86は車重も軽い事から、なかなか質感を感じとれる車高調KITには巡り合えませんでしたが、TEIN FLEX-Aはスタンダードな状態でも高い可能性を感じさせてくれました。
新機構【H.B.S】ハイドロバンプストッパーが入力した際の動き方まで細かく試乗チェックを行い、Z34同様にショックの仕様変更を行いました。
仕様変更後は走り出しから【しなやかさ】を体感♪しなやか→柔らかいではなく、しっとりとした質感を感じられながらも、その特性はSA浜松×木下みつひろ氏が目指す【SPORTSダンパー】そのものでした。
とにかく運転が楽しい、しかもウエット路面でも安心して走れる特性変化を実現できました。
次回はドライ路面の中でサーキット走行も行い、同時開発を行う【EDFC ACTIVE PRO】のプログラム変更へと進んでまいります。
一切妥協のない10万円台で購入できる高性能SPORTSダンパーの完成にご期待下さい!
Posted at 2015/04/13 20:37:57 |
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