始まりは木下みつひろ氏がSA浜松Z33に試乗した日に言われた一言です!
鈴木君!脚は良い方向に仕上がっているけど今のLSDでは怖くて踏めないよ。雨で濡れたFSWの駐車場を走り出した瞬間に木下さんから言われた言葉でした。
この日、木下みつひろ氏から頂いたインプレッションから誰もが安心して楽しく走れるZ33製作をするならば、OHLINS SA浜松Spec2開発と並行して、LSD開発を行う必要があると感じた瞬間でした。
木下みつひろ氏が過去に多くのタイムアタックやレースをする中で、このLSDは安定感もありFRでも路面コンデションにかかわらず踏んで行ける!と認めていたのが只今、開発協力頂いているATS製のカーボンLSDです。木下みつひろ氏が求めているのは先日も掲載しましたが『』必要な時 必要なだけ効く走りの邪魔をしないLSD』です。
現在試作モデルながらも74°カムリングを装着したSA浜松号は雨の日でもコーナーへの進入から立上がりまで常に安定し、パワーを上げたFR車とは思えない仕上がりまで来ており、残す課題は耐久性とストリートでの扱いやすさです! 従来のLSDと比較するならば、問題無し!と言える状態ですが、今回のコンセプトは今までに無い製品開発ですのでATSさんも大変です^^
開発スタートから早6ヶ月!完成が見えて来た中、本日新たなスペックをSA浜松号に組込みました。明日から慣らし走行をして次回のテスト走行へ備えます!
Posted at 2009/09/13 22:24:20 |
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Z33パーツ開発日記 | 日記