WRX STI VAB用 【HKS FlashEditor SA浜松Spec】の開発テストがスタートしました。
朝一より空燃比計の校正を行い車両をシャシダイにセットアップ・VABはインタークーラーが上置きTypeの為、エアーダクトホースを取付け吸気温度が安定するようセットアップします。
またシャシダイのグラフに【空燃比・過給圧】が表示されるようセンサー接続を行いセットアップ完了です。
まずは純正ECUデータの状態でスピードリミッターカットのみと【HKSフェーズ2データ】でパワー計測を行い基準値の確認をしました。
2つのデータを比べてみると最大過給圧値が増すフェーズ2データが4,000rpm付近で純正出力値を上回るものの、中・高回転域にかけては大きな差はなく出力値は【315PS】前後となりました。
純正・HKSフェーズ2とデータ確認ができた後に【SA浜松Spec】データ開発のスタートです。
まずは基本となります【空燃比・点火時期】のセッティングを行い出力変化を確認して行きます。
点火時期に対した出力値の変化は都度パワー計測する事でベストラインを確認し、安定した点火タイミング・高出力を実現できるようセットアップします。
VABの点火時期MAPは【ベースタイミングMAPとアドバンスMAP】がある為、点火の最大進角値を見極める必要があります。
純正の状態でも高めの過給圧設定がされている為、全域ブーストUPとは行きませんが各回転・要求トルクに適した過給圧セッティングを行う事でアクセルにリニアなエンジンフィーリングになるようセッティングを進めています。
初日の結果が【上の↑パワーグラフ】です、3,000rpm付近より出力向上し4,500rpm付近では【32PS】の出力向上となりました。
中・高回転域では【20〜25PS】の向上です。
HKSフェーズ2データと比較した際には全域で20〜25PSの向上となりました。
メタルキャタライザー単品でも10PS程度の出力向上とすると【キャタライザー + ECU + 現車セッティング】を行う事で純正状態から【30〜40PS】前後の出力UPとなりすです^^
明日は【ムキ出しTypeエアクリーナー】交換に対したデータ確認・スロットル開度毎のデータ補正等を進めて行きます。
◆HKS SUBARU FAIR 7月23日(土) 24日(日)
7月23日(土)24日(日)の2日間に渡り【HKS SUBARU FAIR】を開催致します!
イベント期間中は特典盛り沢山で皆様のご来店お待ちしております。
*7月度イベント詳細はこちらから→HP
☆B.B TUNE Boxer's Bslance♪ デモカーVAB入庫致しました。
今週末に開催されます【HKS SUBARU FAIR】の体感試乗車【VAB】が一足先に入庫致しました。
【Boxer's Balance】B.B TUNEが施されたデモカーVABを是非この週末には【体感試乗】してみて下さい。
*週末がご都合悪いオーナー様 イベント開催前でも試乗が可能です。
ご予約はSA浜松 鈴木までお問合せ下さい。
◆主なSpec
・HKSエキゾースト ECUパッケージ(メタルキャタライザー+FlashEditor)
・HKS SPEC–Lマフラー
・HKS レーシングサクションKIT
・HKS SQV4
・HKS HIPERMAX Ⅳ GT車高調
Posted at 2016/07/19 22:49:34 |
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