異変はすでに半月前から始まっていた。
いつも観音寺への出兵は日帰りだ。
朝早いが、1日で終わるので気持ちは楽だ。
なにより、会社に1回も顔を出さずに済む。
しかし、何を思ったのか、
アポを取った後輩君が、
午前9時
というスケジュールをブチあげてきやがった。
(´・ω・`)・・・
(´・ω・`)・・・・・・
Σ(・ω・`;)<あさイチに出ても間に合わねぇ!
この時点で、日帰りというスケジュールはもろくも潰え去った。
さらに、この事態に気づいたときには、
すでに29日に別の訪問スケジュールが入っていたのだ。
しかも、このスケジュールが午後2時から。
どう考えても夕方から移動開始で夜中入りの悲惨なスケジュールだ。
ホテルはただ寝るだけの場所でしかなくなる。
しかもこのルート、午後4時に大分駅を出発する便なら夜9時には到着するが、
1時間ずれると夜11時になるという素敵な罠が発動する。
はたして、私はまんまと罠にはまった。
息子が顔面を強打したので早退して病院に連れて行くという別の後輩の罠により、
私は午後4時の便に滑り込む道を断たれたのである。
ちなみにこの後輩、
アナログな手段でPDFの資料とPPTの資料を組み合わせて作ったことを知っていながら、
客からこのデータの提出を要求された際に、
「PDFも編集できますよ」
とぬけぬけと言いやがったのである。
PDFファイルの編集ソフトは逝き方知れずになっていたはすだが?
そして、そのPDFファイルの編集をすることはおろか、
やり方すらこちらに提示せず、
この後輩はまんまと仕事を拒否して家に帰ったのである。
そのせいでこちらは余計な手間を取らされたのだが?
こちらもさすがにアラフォーである。
ふつふつとこみあげる怒りを抑え、
帰社してから資料を送付。
この時点で午後4時半。
午後11時入り確定である。
かくして、土砂降りの雨の中、
バスで駅に移動してから電車の民となった私は、
適度に仮眠を取りながら移動し、
疲れ果てた体を引きずるようにしてホテルにチェックインしたのである。
なお、冒頭の画像は、
そんな疲れた体を癒すべく、
観音寺駅周辺で数少ないコンビニで仕入れた品物である。
…とはいえ、ブログを書いている現時点ですでに500mlのチューハイは飲み終え、
さしたる酔い心地も得られないことに半ば愕然としつつも、
まだまだアルコールの分解能力は衰えていないことによくわからない満足感を得ている。
どうせ今日は、午前9時にアポを入れる罠を仕掛けた後輩が、
ホテルまで迎えに来てくれるのだ。
のんびりと構えていよう。
平日に午前5時に起きなくてもいいのは久しぶりだ。
Posted at 2016/06/30 01:14:27 | |
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遠出 | 日記