昨日800キロを超える大移動をこなして部屋の風呂で疲れを取り(取れたかは不明)就寝。朝は6時30分ごろ起床。朝食はごく普通の旅館の朝食といった感じでした。それでも1泊させてくれただけでも有難い。
ここから昨日の五木村まではわずか20キロほど。人吉は比較的地形がフラットですが、進むにつれてダイナミックな地形に変化していきます。元々、川辺川ダムが建設される予定が中止になり、道路・箱ものなど比較的新しい建物が目立ちます。
毎年コースが微妙に変わっていってますが変わらないキャッチコピー「総2階建てコース」です。
橋の真中に見えるのは本物のバンジージャンプ台です(汗
この小学校のデザイン好みです^^
7時30分ごろ到着。すぐに試走開始しコースを確認。といっても大部分は2年前に走った事があるので、チェックしたいのは激坂部分。やっぱり2階建てでした(笑) 分かってはいたけどきちぃ^^; 途中で今年から所属させていただくセレクシオン南九州メンバーに初めましてのご挨拶して2周ほど試走。残りはスタートまで3本ローラーでアップ。今回は抵抗付のミノウラを持ってきたのですが、アップはこっちのがいいですね。ちょっとかさ張りますが今後はこれを持っていこうと思います。
1時間ほどアップしてサインシート。そして運命のスタートの10時40分。並んだときはすでに最後尾付近。でも開き直ってたのか、それとも位置取りに関しては心配してなかったのかどちらか判りませんが余り緊張しませんでした。でもガーミンのスイッチは押し忘れてましたが(爆
1周目:橋を渡り、奥の橋に向かう途中の下りの速度を利用したポジション争いが激化。私も開いてるスペースにしれっと入っていき、中盤くらいまで上がった時に、左後方で落車音。チームの中で実力のある方が巻き込まれたのをレース後に知りました。この時前方をアンダーが活発に右に左に。スカパーでロードレースを見たことある人なら解ると思いますが、スタート直後のアタック合戦する時に、後ろに張り付かれるのを嫌がって右に左にラインを変えるアレです。正直「お前らテレビの見過ぎ!」と思ったし、やっぱり運営に、明日も仕事の一家の大黒柱と、失う者がないいけいけドンドンの大学生では価値観が違い過ぎて危険でしかないと言いたい。見てる訳は無いけど、やや抜けてる部分がいくつかあったので来年修正されることを願います。
話がそれました。激坂部分に入る前に位置を上げようとどんどん抜かれていきます。結局激坂に入るころにはかなり後方。登り切ってS/G地点につく頃には完全に先頭集団から切れてしまいました。
2周目:この時点で心拍が限界を迎えつつあったのですが、先頭集団はまだ見える範囲。前から落ちてくる選手、心拍・脚を整えて後ろから上がってくる選手でパックが出来上がりつつあったのでその中で先頭交代に入りました・・・。はい、ここで限界を超えてしまい、以後後ろから選手に抜かれっぱなし。一緒に回ろうにも、一回先頭交代に入っただけで心拍が限界を超え、切れていく始末。こんな状態であと3回目もこの坂登るのかと思うとちょっと吐き気が。
3周目:奥の橋から折り返した時に後方が見えるのですが、2年前のDNFの時はサグワゴン(回収車)がすぐ後ろまで迫ってきてたのですが今日はそれが見えない。「もしかするとそんなに先頭から離れていないのかもしれない」と思うとまたちょっと精神的にも回復。重いギアを踏むのを止めて軽めのギアで100回転以上で走るのを心掛けました。
最終周まで:これが功を奏したか、後ろから来るパックに対して、相変わらず先頭交代には入れずに切れていくものの、その離され方が ゆっくりになっていきほぼ一定の間隔でついていけるようになりました。そして最終周に入っていき、完走が見えて緊張の糸が切れ、ゴールラインを切る時に同じように完走をした方と握手で。思いっきりレースアナウンサーから「どういう関係なんでしょうか?w」といわれて照れ臭かったのですが、全然気になりませんでした。レースってそういうものですから^^
反省と課題
正直言って完走も危ないと思ってたので素直に嬉しいです。それとおなじぐらい「ほっとした」ともいえるでしょう。でもそう思えるのはまだ自分の中で上を目指せると信じてるからだと思うのです。だって昨年一年は殆ど乗らずに11月から乗り始めたのでこのレースの為に準備した期間は4か月ちょっとです。もっと良い準備ができるはず。その為にはまずインターバル訓練。パックにつけずに何度「御免なさい!」といった事か。これは流石に情けないと思うのでもっとインターバルをいれつつ練習の質を上げていこうと思います。
出来ないことができるようになるって素晴らしい!って誰かが言ってましたねw
Posted at 2017/03/21 17:07:53 | |
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