まだまだやってます、ダンシングライダー弄り。
今日も元気に長文です。スルー推奨☆
これまでの改造で、しばらくの間行きつけサーキットではダンシングキング(笑)として君臨できていました。
・・・した。
過去形です。
当然、こちらが進化を止めれば他がキャッチアップ、差は無くなり、追い越され、、、
、、るわけにはいかない!!
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☆割り込みで写真追加☆
タミヤブログで見つけたジョリーロジャー仲間♪
ヘルメットのマーキングもほぼ同じ。
とても奇麗に塗られてます。パネルラインとかまで再現、素晴らしい。
塗り分けの違いとか同じ素材でも印象ちがいますね~
コックピットの塗り分けからするとモチーフはF-14のVF103かな、僕のはF-4のVF84です。
しっかし僕のは転びまくりでガリガリ、、、次の奴作ろうかな。
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お話にもどります。
これまでのカスタムは、いろんなブログとかを参照に自分のエッセンスを入れ最上最良となるべくやってきました。
一番はバンク角の確保
二番目にドライブトレーンの強化
その他安定性を確保するためのステアリングダンパー増設、曲がるためのハイグリップタイヤ作製、、、
マイチェン以降にメカの取り回しなど細かいブラッシュアップ。
これで十二分に速かったのですが、気温が上がってきてハイグリップになると途端にシビアな挙動が増え対応が困難になってきて、セクションによってはまだアドバンテージを持つものの、走りこんでいる常連組の作ったマシンに後塵を拝す場面もちらほら。。。
先日サーキットに行った際、大きな方向性の転換がありました。
僕のマシンは基本的に脚を軽くしています。(した)
これは一般的なクルマと同じく、バネ下が軽いほどタイヤの路面追従性が上がって、結果良く走る、という考えにもとづいたモノです。
なので、モーターポッドなどは極力無駄を排し軽く、見た目も洗練されるようESCは本体に隠し配線なんかもなるべく見せない方向で弄ってました。
しかし最近YouTubeなんか(RADIO GAGAとか)で出ているマシンはモーターポッドにESCを乗せている改造が多いようです。
見た目はぼっこリしてるしワイヤーも出まくってるしお世辞にも美しいとは言えませんが、、、
それを試している人のレビューは重さで安定するから良い、とのこと。
んーー、、、
バネ下は軽いほうがいいはずだ!!!という思いを一度捨て、モーターポッドに60gほどのウェイトを積んでみました。
・・・恐ろしく安定します。
なぜだ??
似た構造(ローリングリジッド)の、たとえばバギーモデルであるホーネットなんかはモーターポッドの重さに対してシャーシ本体が軽く、それが故に凹凸の激しいところではサスペンションが動くよりもシャーシごとゆすられポワンポワンに跳ねます。
だからこの場合モーターポッドが軽いほうが吉です。
ではダンシングライダーではどうか。
こいつはモーターポッドが水平であることが前提で、前のシャーシがスイングして旋回します。
相対的にモーターポッドが軽いと走行中モーターポッドがくらくらして落ち着きません。
平坦なサーキットを走る前提なので、ドシっと重いほうが良いのです。
そのために、いくつかワッシャーを買ってきて穴開け加工/塗装しリヤアクスルの取りつけネジで共締めとしてポッドの重量を増やしました。
拘りで後付け感が出ないようホイール内に入るように、さらにブラックアウトして存在を消してます。
もうひとつ。
フロントも軽ければ路面追従性は良いですが、クルマモデルと違ってこいつはバイク同様ステアリングはバンク角と速度によりセルフステアして曲がります。
バイクモデルではふらつかないようにジャイロ効果を得るためかなりのホイールウェイトを積みます。
これまでフロントホイールのふらつきはステアリングダンパーで抑えてきましたが、速度域が上がったうえ温度が上がりタイヤのグリップも増えると、ちょっとの挙動崩しからそのままハイサイド(かなり唐突)したり、立ち上がりとかでクラクラしてるまま加速していくと揺れが増大しハイサイド、それを防ぐため立ち上がりで我慢、、、という状態。
なので、今回フロントホイールにリヤ同様加工/塗装したワッシャーを組み込みジャイロ効果を得ました。
ジャイロのいいところは速度によって効果が可変であること。
ステダンでは常に一定の効きのため、低速では効きすぎステアが切れずにこけたり、高速域でダンピングが足りない、ということがありません。
とはいえ、ジャイロだけでなくステダンも併用します。
というのはステダンも良いところがあるからです。
DDマシンの定容量ダンパーを利用したステダンはクルマの速度には固さが変化しませんが、ステアリングの動きが遅いと軽く速いと重くなります。流体の抵抗です。
それに加え車速に比例するジャイロを組み合わせることで、高速域で起きる急な変化はしっかり抑え、低速域ではスムーズなコーナーを実現できる、って訳です。
その他、更にバンクさせてもグリップするフロントタイヤの新規製作、増えたバンクで当たらない位置までボディキャッチを内側にそれぞれ5mm追い込みました。
結果。
サーキットでのテストはまだですが、近所のスペシャルテストコース(笑)では、
もはやダンシングライダーじゃない!!
レベルの走りを見せてくれました。(自己評価)
特にこれまで苦手としていた減速しながらのバンクでフロントが滑った後また喰う、からのハイサイド、が無くなったというのが物凄い進化。
天気が許せば木曜テスト予定ですが、もうしばらくダンシングキングの座を守れそうな気がします。
おしまい。