今年も行ってきました。
北海道サケ釣ツアー。
9/20-24で行ってきました。
今年は2回目ということもあり、色々と計画、準備して挑みました。
まず、前情報として今年は記録的不漁だった昨年の3倍ほどのサケが見込めるという嬉しい情報。
何せ昨年は釣り人すら居ないという悲劇的状況でしたから、、、
日程も一月ほど早く。それでも今年のサケ接岸は8月にかなり、遅いくらいです。
前回と同じく、根室をベースに小さな漁港をメインに予定しました。
しかし今年は直前に北海道大地震、新千歳空港も被害をうけ一時機能停止など。
毎回何かありますなあ。
では。
まず新千歳につくと中標津へのプロペラ機乗り換えのためバスに、そこで新政府専用機を見つけました。
シュラっとして奇麗な機体でした。千歳の空自が管理でしたね。
そして飛行機に乗る直前、上空にUFO発見!
・・・では無く、4機編隊のF-15がちょうどボンバルディアの直上でブレイク!
クォォォーーンて明らかに民間機じゃない音がして見上げたカメラにちょうど収まってくれました。
さすが戦闘機の機動、一糸乱れぬといいますか、ほんとカッコ良かったです。
逆光ではありますがなかなかいい写真が撮れました。
昼に中部を出たので着いたのは夕、東の果ての道東は夕でもう真っ暗。
中標津でレンタカーをかり一路根室へ。
北海道ドライブで一番ヤバいのはスピード取り締まりもそうですが、夜間のエゾシカです。
写真を撮った時は1頭ですが、10頭ほどの群れが飛び出してきてぶつかりそうになりました。
こいつにぶつけるとクルマが大ダメージを受けますので大変です。
気を付けて走っているとちょいちょいと道のわきに光る眼が見えました。
幸いぶつからずに済みました。
今回の相棒は新型?フリード。
音からして3気筒、1.5くらいか?
残念ながら?クワトロモデルではありませんでした。
さて。
・初日は移動日と割り切り、翌朝からフィッシング。
花まるって回転ずし(回る中ではSクラス!)で腹ごしらえ、早々にお休みなさい。
・2日目。
5:30起床、6時に漁港につきましたが、良い場所はすべて占拠されてます。
去年は全く釣り人が居ないか、居ても1-2でしたので気にもしてませんでしたがシーズンのサケフィールド(といってもメジャースポットに比べれば可愛いものですが)はまず場所取りが大事と痛感。
隙間で浮きルアー中心にやってましたが全くの無反応。
しかし去年との違いは水を覗くと常にサケが泳いているのが見える!
釣れなくともなんとかなるでしょ、って気になります。
釣り初日の感想は、ルアー系の人は全滅、餌釣りで良い時間に良い場所でちゃんと釣れる、ということ。
行きつけの炉端焼き屋でいい感じに酔って21時にはお休みしてました。
・3日目。
昨日の反省から3:30起床、4:00ポイント到着。
餌釣りの良いポイントはこんな感じですでに人が入ってる!!
この水深のある角にサケが溜まるようで、釣れてるのはここばかりでした。
ルアーの良いポイントは空いていたのでそこでスタートフィッシング。
アルミスプーン→浮きルアーと試しましたが当たるのは30cm前後のアメマスのみ。
見ていると餌で数本上がってました。
この日はチョイ投げでカレイやコマイを釣って坊主逃れ。
ここまでだとまるでダメダメな感じですが、今回はこれで予定通りでした。
釣ったサケを持ち帰るつもりですが、釣り最終日以外に釣ってしまうと鮮度が落ちます。
泊っているのはビジネスホテルなので捌いてもらうわけにもいかない。
なので、2.3日目は釣れたらまあオッケー、程度に情報収集中心としました。
最終日に、狙った場所で良い時間にやれば必ず釣れる、という確信を持って4日目、釣り最終日に挑みます。
・4日目、釣り最終日。
この日は前日夕からの雨予報、人は少ないだろうと、しかし餌のベストポイントは押さえなければ。
3:00起床で3:45ポイント到着も先着1組あり!!
早いよ!!
昨日もその前もいた地元高校生とお父さん、その高校生が持ってた竿がワールドシャウラ2953で、僕もワールドシャウラ1752と2832を持ち込んでいたことから前日までに友達になってました。
ので、一級ポイントにならんで竿を出すことに。
ちなみに4:15にはポイントが埋まりました(*_*)
早起きは三文の得!
そして。
まだ暗い4:30ころ。
よそ見をしていた僕の竿先にガクガクと振動が。
誰かの仕掛けと引っ掛かった?
なんとなく竿をあおると強い引き!
反射的に追い合わせをくれてリーリングすると銀色の魚体が踊ります!
やた!!!
直後、隣の高校生が電光石火のネットイン!
マジで速い!
一年ぶりのサケはファイト時間10秒に満たない一瞬の出来事でした。
まだ銀のウロコがほとんど残っている(ネットインでだいぶ落ちましたが)奇麗なメス!
これは嬉しい。
素早く締め、血抜きして次に備えます。
しっかし浮き釣りしてるのに浮きでアタリが取れなかった、、、
そんな話をしてると地元高校生は、「そんなもんっす」と。
今期8月くらいから既に数十本上げている大先輩のお言葉でした(笑)
そして夜が明けた4:40頃、今度は明らかに浮きの挙動がおかしい。
思いっきり合わせると、今度はブナ色に染まった魚体が踊る!
高校生の電撃ネットイン!またもファイト時間は10秒程度(笑)
しっかりイクラを孕んだメスでした。
サイズも若干アップ。
このあと6:30まで粘りましたが反応なし。
地元民も帰り始め、僕もそこで終了。
海水でウロコとぬめりを落とした後、とても気を付けて腹を裂き、イクラと筋子を取り出しました。
魚体の内臓を除き、血合もこそげ落とし、頭としっぽを切って水を拭き取り、ジップバッグ。
保冷材入りの発泡ボックスへ。
任務完了であります("`Д´)ゞ
ホテルへ帰り道具の洗浄など、帰り準備が終わったのが11時(笑)
しかし連日の早朝釣りで疲れちゃってたのでチョイ寝のつもりで夕方に。
翌日は9:20中標津のフライトなので釣りは無し。
昼過ぎにセントレア、午後にイクラしょうゆ漬け作ってサケをさばいてようやく終了。
夕ご飯にサケイクラ丼でごちそうさまでした。
さて。最後はちょっと雑でしたが(笑)
今回の釣行でこのスタイルの釣りはいったん卒業します。
たまたま仕事のときに訪れた漁港での、ローカルの釣りを見てオラもサケ釣りがしたいだ!から始まったんですが、いわゆる本気のサケ釣りは若干違います。
ひとつローカルスタイルを勉強させてもらったわけですが、今後はボートチャーターして知床とかで数とか狙いにいくガチの釣りをしようかと友人と相談してるところです。
それやりだすと、こんなローカルスタイルはなかなかやらない(普段行ける距離なら別ですけどね。)でしょう。
いつかまた自分の時間がしっかり取れたらやりたいとは思いますけどね。
ここで2年分の回想。
☆去年の記事・
道東サケ釣り紀行☆マジドラマ注意、長文危険
去年の、アルミスプーンに喰ってきた立派なオス、あいつは本当に奇跡のような確率で釣れたんだなあと実感しました。
今年魚はずっとたくさんいて、なのに誰もルアーマンが釣れていない状況を見ると、薄い魚の中のさらに薄い確率を、たまたまその鼻先をルアーが通って、そいつがたまたま口使ってくれたんだなあって。
今年は餌で良い時間ならまあ釣れるでしょ、って確信を持って、それを持ち帰ることも考えて最終日にアジャストしてきっちり釣れた、作戦の勝利と言いましょうか、なので嬉しいんだけどドラマ性は確実に去年が上回ってました。
人生初の魚でしたしね。
あーいう感動をまたなにかで味わいたいですね。
おしまい。