前編の長文作成で既に力尽きつつありますが、ここからが本来の旅の目的なので、最後までガンバロウと思います。
8月28日(日)午前5時起床
台風10号の接近が気になり、また前夜に小雨が振ったことからウェットジムカーナになることを予測していましたが、5時半頃カーテンを開けると晴れ!
ケータイの雨雲レーダーでチェックしても、昼までは天気が持ちそうな予感。
8月26日のブログで「晴れ男力」のことを書きましたが、面子を保つことができました。
午前6時半、SPEC-Dへ組員が集合した後、高知ICから出撃・・・。
しかし、忘れ物をしていたことを高速に乗った後に気づき、高速をUターン。
ちなみに忘れ物は靴下(爆)
着替え一式をNイチ邸に置いて出たので、すっかり忘れていました。
こんなの初めてです・・・。
素足で靴を履いて競技というのは、後から小学生の靴の匂いがしそうな気がして、どうしてもイヤだったんですよね。
高速を降りた後、コンビニで靴下を買ってすぐに高速に乗って会場である「モーターランドたじかわ」へ到着。
既にほとんどの参加者がパドックで準備をしていました(出遅れ感満載!)。
そのパドックの中を、私のゼッケン4番が指定されている場所へゆっくりクルマを移動していると、広島から参加されている顔なじみの面々から「え~?なんでいるの?」と・・・(笑)
エントリーリストは事前に公開されていたハズなのに、クラスが違うためか気づかれなかったのかもしれません。
そんなこんなで、バタバタで荷物を降ろしていると完熟歩行の時間となりました。
初めてキタ場所だからしっかり歩きたいのに、ゼッケンを貼ったり、ベルトを付けたりと要領の悪い準備で時間がどんどん経過。
クラスは違いますが、同じビートで走るということで選手権クラスのNイチさんとザキヤマさんが親心で待ってくださり、コースを一緒に歩きました。
ココでもコースを覚えることが苦手な私は苦戦し、何度も振り返っては、「右・・・んで、左のあとで右ターン・・・。えっと・・・大丈夫かいな~。」と確認。
そんな私の様子を見るに見かねて、心優しいザキヤマさんが完熟歩行時間帯の最後の15分で「一緒に歩きますか」と言ってくださり、歩きながらコース攻略の説明を受けました。
ザキヤマさん的には「敵に塩を送る」レクチャーだったようですが、あのレクチャーがなければ、ミスコース率が高いだけでなく、ラインも怪しいままでした。
ドライバーズミーティング終了後、試走があり、続いて私が属するCLクラスが完熟走行となり、その後、選手権クラスが完熟走行なしでタイムアタック1本目となりました。
ちなみにCLクラスは5台のエントリーがあり、ビート、ランエボ(7か8だったような)、DC2インテR、アバルト、S13シルビアと、軽は私の1台だけでした。
今まで完熟走行があるイベントが当たり前でしたが、「いきなりブッツケ」ってコースを知らない者からするとホント厳しい。
完熟走行は、うる覚えのコースをトレースするだけで、攻略というレベルになく、シフトミスしたり、3速シフトアップさせるところを合わせきれなかったりと、グダグダ・・・。
私と同じく広島からキタGCUPではお馴染みのカピバラ1号さんに外撮りをお願いしていたので、カメラを受け取る際、「(たぢかわ)初走行にしてはいい感じじゃないですか」と言われたものの、ダメだったことはドライバー本人が一番よくわかっているので、タイムアタック1本目に修正を目指しました。
1本目に1分38秒台だったのですが、ザキヤマさんの予想によると「36秒台には入れられる!」とのこと。
選手権クラス1本目の後、続けてCLクラスもタイムアタック1本目となります。
完熟走行後、タイムアタック1本目を迎える前、私なりにこのコースでポイントとしたのは、4つ。
■コース図にある「3番パイロン」の左右を何度も通過するので、迷わないようにしっかり記憶すること。
■左の外周を回ったあと、ストレート(緑線から青線)のようになっている「6番パイロン」が規制パイロンとなっているので、気持ち負けせず、ここでアクセルをどれだけ踏めるかということ。
■右の外周を回ったあと、ストレート(青線)で「7番パイロン」が規制パイロンとなっているので、気持ち負けせず、ここでアクセルをどれだけ踏めるかということ。
■コース中央のターンセクションでできる限りカウンターを当てないこと。
特に、コース図では単純なレイアウトですが、「パイロン6」の規制パイロンがある個所は、実際は絶妙な位置に置かれているため全然ストレートではなく、また、その奥は山が迫る右コーナーなので、コースがよくわからない私にとっては「外に飛び出したらどうしよう(怖)」という恐怖心と戦う感じでしたね。
ザキヤマさんから「KAZUYAさん、3本走れるからズルイわ~!」と言っていましたが、この後起こる出来事により、その言葉が現実味を帯びてきます。
選手権クラスの人たちの走りを観察し、完熟走行で明らかにダメだと思った箇所の修正と4つのポイントをイメージさせ、「イケルところまでイッてみよう!」とイメトレ。
出走待ち直前までコース図を眺めているような状態なので、怪しいところはありますが、悔いは残したくないので、人間ブーストスイッチON!
走りが雑になったところもありますが、自分自身に課した課題は、まぁまぁクリアできたかと思う自己評価。
結果は・・・
1分36秒811でザキヤマさんが想定したタイムを出せました!
タイムアタック1本目終了後、完熟歩行を行うのですが、歩行時間の終わりくらいにポツポツと雨が降り始めました。
2本目は雨確定。
「終わった・・・」
「雨に救われた!」
1本目の結果で、両極端に別れる反応があちらこちらで現れました。
私自身も完熟走行でコースに慣れ、タイムアタック1本目で、それなりに納得のイク走りができたことは後者に当たるわけで、ここで「3本走れるからズルイ!」の真意を知りました。
同じビート勢のNイチさんとザキヤマさんは、前者で相当、悔しがっていました。
私自身の結果は、クラス優勝!
雨に救われた感は大いにありますが、仮にNイチさんやザキヤマさんたちと同じR1クラスで戦っていたとしたら、ベストタイムからすればボチボチな位置に食い込めそうな感じ。
ただし、完熟走行1本目のタイムをタイムアタック1本目と同じ扱いとするならば、確実にドボンだったでしょう。
1発目で「ある程度」のところまで持っていくスキルは、練習しかないとは思いますが、コースへの慣れが大きいと思いましたネ。
(といつも同じことを書いていますが、いつも本番が練習なんですけど・・・)
表彰式後のタイヤゲットのジャンケン大会では、KAZUYA恒例の「即負け」でした(ちーん)
遠征で初めてのコースをどこまで攻められるか、公式戦の雰囲気を感じること、以前から気になっていた人の走りの見学など、実りある体験をすることができました。
「モーターランドたぢかわ」撤収後、各々、いったん解散し、定番の「のれてん」で集合。
最初は安全圏の席をゲットしたのに、飲みが進むと、ボスの隣に座っていたインテ乗りのウッシーさんと「席をチェンジしろ!」と誰かが余計なことを言ったお陰で、危険地帯(ボスの隣の席)へ(笑)。
その席で、ボスに弄られている私の姿を見て、アキラさんが「Iターン」発言(前編参照)連発。
飲みながら、ザキヤマさんのPCで同時再生の走行比較動画をみんなが観ながら、ワイワイガヤガヤ。
「いけ~!頑張れ!」「お~結構、いい戦いしてるで~!」「負けるなー俺~!」
普通に考えたら、もう結果が出ているのに、そんな感じで盛り上がれるSPEC-Dの面々っておっさんばかりなのに子どもみたいで、オモロイです(笑)
のれてん反省会(第1部)終了予定時刻が経過し、一部の人は退散され、同会場で第2部が継続開催。
当然、Nイチさん、ザキヤマさん、私も強制居残り組。
「もう~飲めないっす!」と言っているのに、「なぁ~にぃ~!」(前編参照)発言によりそんなことが許されるわけないスパルタ部活なので、もうフラフラ。
帰りのタクシーの中ではNイチ邸に到着するまで一人ねんね。
第3ステージがNイチ邸で開催され、「KAZUYA~!調子が悪かったのに無理やり呼んでんやから、起きろ~飲め~!」とアルコールを体内接種したことで「メガ進化」したザキヤマさんが暴走。
「第3ステージまで呼んでなーい。もうムーリー((+△+))!」
久しぶりにマーライオンになりましたデス(ちーん)
ザキヤマさんが最も酷い暴走時、私の背後から上に乗ってナニをこすりつける証拠写真もあるのですが、あまりに卑猥!
公然わいせつ罪で処されてはいけないので、写真アップはやめておきます。
どっかの誰かが既に、そのわいせつ写真をネットにアップしているらしいですが・・・。
SPEC-Dな面々を面白おかしく書きましたが、ホント、みんないい人。
特に土居さんには高知行きを決定する前、「金がホンマにないんで、ヤバイんですよ」と相談したら「えぇ~から!どうにかしたるから」と言われ、地区戦エントリーの件から翌日の朝食を食べに行くときまで面倒を見てくださいました。
あらためてお礼申し上げます!
Nイチさん、9月3日・4日にまたスポーツランドTAMADAでお会いしましょう。
*** おまけ ***
「ポケモンGO!」で出会ったコウチ地方の
ワルモンポケモンたち
(※ポケモンとはたくさんの謎を秘めた不思議な生物。架空の存在なため実在しません。)
◎ドイジュニア
【特徴】「俺は速い」(実際、速い)と謙遜せずに堂々と言えるハートの持ち主。負けず嫌い。ムッツリ系オンナ好き。
【得意技】アルコールが入ったドイボスのフルブースト暴走を冷静に止める。
【口癖】「(俺は)金がかかったレースは特に強い」
【タイプ】はがね
◎ウッシー
【特徴】見た目がクールで何を考えているかわからない。きっといかがわしいことを考えているハズ。周囲で起こっている出来事を冷静に分析する。KAZUYAがドイボスに弄られるのをニヤニヤしながら観察する。きっとムッツリ系オンナ好き。
【得意技】23万km走行(2016年8月現在)のインテRにムチを打って走らせること。
【口癖】要調査継続
【タイプ】こおり
◎ザキヤマ(メガ進化形)
【特徴】性別の見境がなくなる。それでも確実にオンナ好き(素朴系女子大好き)。
【得意技】暴言。夜に伸びた髭をジョリジョリこすりつける。
【口癖】「だから俺を呼ばない方がよかったのに!」
【タイプ】ドラゴン
他にもポケモンが生息していましたが、ゲットするためのポケモンボールが足りなかったため、ゲットならず。機会があれば再調査します。