ゴン太GTのブログ一覧

市ヶ原って、神戸市民でも知らない人がいるみたい。


じゃあ、布引の滝は？

それなら聞いたことがあるって人がずいぶんと増える。

神戸市民の水ガメの一つ、布引貯水池のすぐ下手にある滝。

驚くなかれ、その自然豊かな布引の滝は新幹線の新神戸駅からすぐ裏手にあるのだ。山と海が迫っていて猫の額程度の市街地しか持ち得ない神戸ならではの距離感。


で、市ヶ原というのは、そのもう少し奥にある、せせらぎの傍らに広がる原っぱだ。新神戸駅から軽めの登山道を歩いて１時間強かな。弱った足腰を鍛えるにはちょうどよいかもね。



その市ヶ原を、先日、ふと思い出したのだ。小中学生の頃、夏に友達とキャンプに行って、砂防ダムから下側の滝壺に飛び込んだり、夜に残飯をあさりに来るイノシシを追いかけたり、幼い猥談をしていたり、まあ、そういうことを。

猥談はともかく、あの滝壺に飛び込むなんていうのは、子どもにとってはかなりスリリングで楽しいアクティビティだったなぁ、そういや今でもあのままなのかな？夏を前にして、ちょっと見に行ってみようかと思いついた。

ということで、先の日曜、小４女子２名を連れて行ってきたのです。


新神戸駅からの道を間違えて、遠回りしてしまった。
急坂を登っていると、あらこんなクルマが。


1,960年代のBMW　2000Cだ。
なんて保存状態！いやむしろ、それがイイのかもね。前輪なんてパンクしてるし。



置いてあったのは、ココだ！

え、魔法株式会社？？本気か？

調べてみると、稼働している会社さんでした。失礼しました。




登山道に入りました。低い展望台から、神戸の港湾部が一望できた。

六甲山頂からの眺めとはいかないが、それでもなかなか。



布引の滝、その上部の渓流に沿った道を汗をかきかき登っていくと、なんていう美しさ！


水質もさることながら、５月の強い日差しが新緑を透過することで出来上がった光のなせるわざか。

そら、こんだけキレイな水だから、ほら、画面中央に黒い影が！
そう、魚だって泳いでいます。なんていう魚だろう。



そして、いよいよ目的地の市ヶ原、その手前、廃屋としか思えない建物に、こんな看板が。

これもまた検索してみると、どうやら稼働している様子が伺える。本気か？ここでか？ほんまか？



ということで、市ヶ原に着きました！

こんな所ですよ。

次回に続く！

Sunrise Sunset Touring Rally 2017

昨年に引き続き参戦してきました。2000台以上のエントリーがあった中で、ゼッケンナンバー、６。なんとひと桁！
そして弟は、４！ 兄弟そろってひと桁獲得できました。




雨で泣かされた昨年とは打って変わって、今年はアッパレな晴天（重複や^^;）に恵まれた中で、全行程を終えられました。

20日土曜日、午前５時。南芦屋浜からのsunriseを以て、スタート。





今年のチームは４台。
ウチのウォンイットはご存知250cc。
それに比べて他の３台は全てビッグバイク。1200ccが２台に、1600ccも。ああ、付いていかれへん。

とはいえ、基本的には下道メインでルートを設定してあるので、安心してまいりましょう。





琵琶湖北部のマキノにある、メタセコイア並木。


大勢のバイクやクルマが記念撮影会をしていました。
ボクらも迷惑にならないよう、ササッと撮影を終え、先を急ぎます。



そこからほど近い、木之本にあるバイカーズカフェ、Cafe.Kに立ち寄り、昼食に。
スバルのディーラーの建物をそのまま使ったカフェで、知らなければ飲食店だとは思えない。

フェイスブックのページで、「5月20日のバイクのお客様‼️part2」に、おう、自分が写っているぞ。





滋賀から岐阜に抜ける道中。鮮やかな色彩が爽快！

このトンネルを抜けると、いよいよ小排気量には厳しい峠道に入る。



・・・


思っていた以上に厳しい岐阜から福井に抜ける酷道のせいで、結構時間をロスしてしまった。

SSTRのレギュレーションとして、日没までにゴールしなければならないのだが、このままでは間に合わない。
能登半島の羽咋市にある千里浜海岸は、自動車も走行できる砂浜だ。ここの日没が午後６時５７分という。

そういうわけで、福井からは北陸道を使うことに。


ここで小排気量かつ排熱に余裕のないウォンイットの悲哀。三輪の時速80キロ制限も併せて足かせに。

ビッグバイク達には先に行ってもらうことにし、ボクは走りながらルートを考える。


彼らは高速道を最大限に活かすルートを選んでいく。少々遠回りだけれど。
それに対し、ボクは最短ルートで時間を稼ぐことに。白山インターを出て、のと里山海道をフルに使おう。吉と出るか凶と出るか。



のと里山海道に入れば、じきに左手西側が海岸線になる。まだ日輪は水平線に達していない。
あと２０分、あと１５分・・・。太陽と時計を確認しながら、走る、走る。

低い位置に漂う薄雲に太陽が隠れてしまった。しかしまだ、大丈夫。

あと１０分、あと５分。もう少しで千里浜海岸に入れる！


スマホを使ってSSTRシステムで位置情報をチェックしてみると、おう、ゴールエリアに入れたことがわかった！

この時、18：54。リミットまで残す所あと３分で、ゴール情報を送信完了！

ということで、無事完走できたのでした。



海岸線を少し走ると、先行していた仲間たちが手を降って待っていた。
どのくらい待ったか聞いてみると、どうも５分も待っていなかったそうで。
思いのほか時間差が付いていなかったのは、道の選択が正解だったということだろう。




翌日、ゴール地点での記念撮影。お疲れ様でした！といっても、帰りもあるんですけどね。



バイクには全く興味のなかった自分がこういう機会を経ると、免許取ってみようかなと思い始めていることに気付くものですね。

さあ、何に乗りたいかな？今回はドゥカティのディアベルに惚れ込んでしまいました。
写真の左端ね。





弟のトライアンフ　サンダーバードと。



1600ですぜ、お客さん。ボクのジュークと同じやん（笑）


さあ、来年も参加するかな。
今回の経験で、ウォンイットの高速連続運転での冷却が不足気味なことが改めて確認できた。
これに手を加えるのが先決だな。

楽しみがまた増えた。