新大阪から新横浜まで、ぷらっとこだまという企画切符で10800円。
3.5時間かかるのも、早起き故に睡眠にちょうど良いと考える。
グリーン車だと追加で1400円かかるが、それでもまだ安いよね。ドリンク1本貰えるので、サッポロビール黒ラベルのロング缶をもらう。
乗車早々飲み始め、空になった記憶もおぼろげに、気付けば寝ちゃってた。
目が覚めたのは、素晴らしいタイミング!
おー、見えた見えた!
新横浜駅では、中高時代の友人がタクシー代わりに迎えに来てくれていた。お礼にランチをご馳走させていただく。
横浜中華の有名店ということだ。
ほとんどの人が、この焼きそばを頼んでいた。
ノーマル、辛いの、海鮮の3種類があって、ボクは海鮮だね。
表面が硬いので、ナイフとフォークで食べたいところだが、味は良かったです。大阪でもまた食べてみよう。
販売店のデスティーノに到着。
支払いも済ませてあるので、書類の説明に。この時間、いつも頭に入らない感覚だ。早く実車に乗りたいよね。
それにしてもなかなかの在庫だなぁ。
久々のMTだけど、それはまぁ大丈夫。
勘が無いのが、左ハンドルという点。
シフトを動かそうとすると、どうしても左手が動いて空を切る。それ、ドア側だよ。シフトレバーは右なのにね。
そのまま神戸に帰るのも芸がない。どこ行く?千葉?アクアライン通って?いいね、行ってみよう。房総ツアーだ!
鋸南町の「ばんや」に向かう。漁港の海鮮料理の店だ。
道中、前を走るステンレスタンクローリー車に映る自車を面白がる。
んー、まだ自分のクルマって感覚がない。ホントに乗ってるんだなぁ。
ばんやに到着。
まかない丼、鰯の天ぷら、海苔汁。やや高いかな。ボリュームは十分、満足度は、まあOKか。
漁港の駐車場で撮影。
んー、派手だよね、このカラーリング。やっぱりまだ自分の、という実感が湧かない。
ハラ一杯だが、もう一店寄ってみたい飲食店がある。
千葉テレビが制作している週刊バイクTVで見た、cafe Club BIG-ONEだ。神戸のサンテレビで見て、なんだか惹かれちゃって。
かなり細い山道を登って到着。
爽やかな日だったので、テラス席を使う。本当ならバカでかいハンバーガーを食べたいところだが、ボクは生ジンジャーエールを頼んだ。
甘辛ですな。飲んで数分で、体の芯がジワーっと温かくなってくる。
バイクの聖地にもなっているらしく、この日も7-8台のグループがやって来ていた。ボクもいつか、バイクで来てみたいな。
BIG-ONE前にて。
次は、どうする?息子と相談。
神戸に帰りたくないよなぁ。
時間もあるし、反対側に向かうか。
じゃらんで調べて、格安温泉旅館を見つけた!
行くぜ、那須塩原。というか塩原温泉。
そして当然、オール下道。266km、5時間の旅だ。関西人のボクとしては、ほとんど走ったことのないエリア。ワクワクするね。
そろそろクルマにも慣れてきて、動作もスムーズに行えている。
剛性感は非常に高く感じる。そしてミシュランのハイグリップタイヤはスキール音を一切出さない。
ミニがゴーカートなら、コイツはリアルカートだ。多分、志が違う。
FF車はコーナーでアクセルオンすると、基本的にアンダーステアが出易いワケだが、このクルマはそういう挙動を見せない。
というか、ボクもまだ本気で攻めるにはクルマに慣れていないのだけれど、とにかくコーナーの内へ中へ飛び込んでいきたくてたまらない性格の持ち主のように感じた。自分が思うよりもステアリングを切らない方向で十分にキュンキュン曲がる。おっそろしい性格の持ち主だなぁ。
そう思えばこそ、こんなハイグリップタイヤではなく、一般的なエコタイヤを履かせてみるとか、16インチにダウンするとか、そういう軟弱な方向も悪くないのかも、などと妄想している。
ただし、フロントの大きなブレンボキャリパーを呑み込める16インチアルミがなかなか見つからないらしいので、汎用安アルミで構わないボクとしては悩ましい。
5MTは、1速がかなりローギアードなので、とても鋭い吹け上がりを見せる。
反面、2速とは差が大きい(7/4程度)のと、アクセルオフからの回転落ちがやや緩慢なのとで、クラッチペダルを蹴りつけてから2速を繋ぐまでゆっくりと待たなければならない。2速以上はまだマシだけどね。
ギア比
1速 3.909
2速 2.238
3速 1.520
4速 1.156
5速 0.872
後退 3.909
ブーストメーターは2.0まで刻んでいて、レッドゾーンは1.75以上という表示。
純正でそこまで上げる??という驚きのギャレット製タービン。
実際に、スポーツモードに切り替えるとブースト圧もオーバーシュート時に1.8くらいまで針が跳ねる。ま、どこまで正確なのか分からないけどね。
スポーツモードでは、アクセル開度マップと許容ブースト圧だけでなく、パワステのアシストも弱く(すなわちハンドルが重く)なる。
なにより、レコルト・モンツァマフラーの排気路が直管方向になるとかで、アイドリングからして猛々しい咆哮を聴かせてくれる始末。
日本車のドライブモードなんて、何種類も用意されていながら、ここまで分かりやすいくらいに激する車種はほとんど見かけないワケで、とても新鮮に感じられた。
今日はこのくらいにしとこうかな。