先述のように、極小6角ボルトと格闘しつづけたものの、締め込んでいるうちにドンドン可動部の動きが渋くなっちゃって…諦めたんです、いったん。
でもやっぱりもうちょっと何とかしたくなって、再度ヘッドボルトをすべて(6本ですけど)取り外して組み直します。
コイツが無理無理ヘッドを留めてるんで、きっとヘッドが若干歪んじゃってるんじゃないかと推測したわけで…だったら再度解放すりゃ、ひずみも無くなるんじゃないかって思ったんです。
で、やっぱりラジペンでクルクルとはいかず…遅々として緩まない!?
なので、ちょっとyoutubeで先人たちの組み立てた動画を見たら…ショッキングな事実が判明(泣)
なんと、youtubeに映し出された光景は意外にも…工具を使わなくとも指先だけでスムーズにボルトが締まっていくんです!?
そんな馬鹿なっ!!!
こっちは6本中の5本が全く締まらないっていうのに???
で、本体をよく見てみりゃ…何となく怪しい箇所(と言っても組み付けミスじゃなくっ、個体の成形ミス)らしいのを発見しました。
それがコレ。
こいつが今回使ってるスケルトン仕様のシリンダーブロック。
この中に鋳込まれているメネジ部分はよく見れば…全部水没?!
シリンダ上面から沈み込んじゃってる様子が分かりますよね。
それに対して、今回使わなかった着色済み(黒色)のシリンダブロックを見てみると…
メネジが面イチですべて上面にキレイに出てます!!
この差が、6角ヘッドボルトの食いつきの違いに現れ、それをゴリゴリとチカラヅクで締め付け無きゃいけないからまっすぐに入らない。
だから…歪むんですよ、全体が(汗)
…という推測ですが、今となっては仕方なし。。。
少なくともブロック状面のこのメネジの上にかぶさって、ちょっとプラが盛り上がって成形されている(ように見える?!)箇所をカッターで削って…まさに実機の面研したかのような「フラット状態」を再現してから、組み付け再開です。
でもやっぱりラジオペンチでは作業性が最悪。たとえ6本とはいえ、チカラヅクで捻じ込まなきゃいけない「不良品」ですので、もうちょっと確実な工具が欲しい!!!
で、ホムセンに行って物色してみましたが、さすがにこんな小さなサイズのボックスレンチは扱ってないわけで(汗)
でも偶然こいつを見つけたので、さっそく購入しました。
安物なので、使ってるうちに口がちょっとだけ開いちゃったりして、精度的には微妙ですけど…意外に使い勝手は悪くなかったりするわけで、これなら6角ボルトを確実に回せそうです。
やったね!!!!
しかしこのスケールモデル、ほんと細かな再現力には驚かされるばかりです。
例えばこれ。
スパークプラグ。
プラグコードに繋がれて、ヘッドの中に挿入された状態で再現されており…こんなの、スケールモデルが完成したらもう見えませんっ。
そしてこっちは
油圧のチェーンテンショナー。
実際にスプリングでロッドが伸縮し、チェーンを押さえるようになってますが…もちろんこれも見ることはできません(爆)
それ以外にも、デスビは…キャップを本体に止める金具まで別パーツで再現されており、その細かさは半端ないわけで、やっぱり作業中に折れちゃった(汗)
そうそう、チェーンカバー内には
オリジナルを模した1次チェーンと2次チェーンが再現されていて、クランク、オイルポンプシャフト、カムシャフトのスプロケットを繋げてます。
でももちろんこれも
見えなくなっちゃいます(汗)
さて、こうして着実にゴールが見えてきてますが…あともう一回だけ、ブログに書き残すことにします。
Posted at 2022/08/18 06:30:37 | |
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