見飽きた感のある写真がTOPにありますが…なんら変わってませんから、表紙は(笑)
今回は53年1月と53年5月版の2冊です。
また今回も…スカかなぁ!?
っと、裏表紙を見りゃ…
おぉっ!!
2T-GEUが改良されたんですね、この時に!!
110psが115psに、サージタンクには誇らしげにEFIの浮き文字も追加っ。
見慣れた仕様になったんですよね、そういえば。
ちなみにこのときに触媒が、酸化触媒から
三元触媒に
中身の違いは判りませんが、O2センサーで空燃比を細かく制御できるようになったことで、それまでの“NOxだけ”は別に処理してたのが、これで一緒になった…っていう画期的なもの(だったそうです、当時は)
まぁ、そんな難しいことはおいておいて(笑)
早速中身を開いてみましょうか!?
で、1ページ目から…ちょっと変わってます、文字だけですけど。
拡大すると
これが
「3つの賞を受賞!」ってことが誇らしげに、しかもスペースはそのままに(つまり次の文章の体裁には一切変更を与えずに!)書き換えられてます。
この「インポートカーオブザイヤー」…実は前年のRA35モデル(初代ビッグバンパーセリカ)が一度受賞してるんですよね。で、その時に「同じ車がまた受賞できるのか!?」って批判もあったらしいですけど…それを「モデルチェンジしたから全くの別の車だ!」ってことでクリアしたという逸話が残るほどの快挙らしいです。。。
セリカってやっぱり素晴らしい車ですね!!!!!
話を戻して…
お次のページでは、エンジンの紹介。
もちろん2T-GEUがメインですので、まずはそちらから。
エンジン紹介ページの導入部分には、いままでこんな文字が書かれてました。
欧州F3シリーズを圧勝したNOVAエンジン(2T-Gがベースです)を褒め称えた内容でしたが、今回は“うれしいことに”Gr.5のセリカターボが優勝したってことに書き換えられてます。
確か優勝はこの一回のみだったと記憶してますが…なんかうれしいっ!!
さて、エンジン単体の紹介では…1月版ではこれだったのが
5月版では
もちろんスペックは向上してますが、それより気になったのが…右欄に書いてあった3T-Uが消えてます。
そう、前回1800ccは53年規制適合で3T-Uから13T-Uに変わったってことは紹介しましたが、その時に「ATはまだダメだったみたい…」って書きましたよね。
それがついにこのタイミングで追いついたんですよね!!
技術開発の快挙ですねっ!!!!
だから車両のグレード紹介にも
これが
こうなってます。
細かいですけど。。。
さて、話を変えて、今回は装備の変更もあります。。。
装備一覧のページを比較すると…
この記述の違いが見つかりました。
これが
これです。
内容は…
はいっ、全然内容は変わっておりませんっ(汗)
でも…なぜか“青い文字”になってる!?
理由はわかりませんっ(笑)
でも、その代わりにこんな大きな追加装備が紹介されてます。
はいっ、「国産初」のサンルーフっ!!!!!!!!!!
いいですねぇ、ハンドルくるくるの手動開閉なんですけど。。。
ってことは、やはりカタログのメイン車種である「LB2000GT」の写真は、差し替えられている…はずですよねぇ?!
はいっ、これ。
んっ?
んんっ??
あはは、変わってないや(滝汗)
では装備一覧のページを見ましょう。
細かすぎて比較は大変ですけど…変わってません(笑)
でもよく見ると、こんな注釈に変更がありました。
従来は「14インチアルミホイールを装着する場合は、リヤブレーキはドラムになります」ってありましたが…今回はそれが“消えて”ますっ。
ついにアルミを装着してもリヤはディスクのままでいいってことになり…「せっかくのアルミ選択なんだけど、なぜグレードダウンなの?」って声をやっと回避できるようになったんですよ。
ってことで、こんかいはこれでおしまいとしましょうか。
お付き合い、ありがとうございました。。。
あっ、ちなみに…今回の53年5月版と、翌月の6月版とでは
何も変わってませんでした。
だから…2代目前期の初期カタログの比較は、これにて終了いたします(汗)
なんか半端な気持ち!?
Posted at 2017/08/31 13:12:42 | |
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