ふと思った。
日本中がバブル景気で沸き返っていた90年ごろには、今の時代でも人気のある旧車ってのが、実際にどれほどの価格で売られていたのかってのを。
ちなみに今回見てるのは…やはり実家に寝かせていた中古車雑誌「ホリデーオートBG(バイヤーズガイド)」の1990年10月号。
捨てられないんですよね、やっぱり。
今や、バカみたいに1000万円を超える個体も目につき始めた日産のL型エンジン搭載車や、当時からすでにレアと言われてたS20エンジン搭載車などなど…バブル期はどうだったのか???
まずは比較のためによく使われる大卒初任給。
90年は169,900円 それが2021年では219,400円とのことですので、その上昇率は130%ほどなんですが…まじっすか?!と、いまさらながら驚いたりする。。。
「今の子って…幸せ者っ!」
でも対して物価もそれなりに上がってるわけだから…実感は薄いんでしょうけど。。。
で、話は戻して、さっそくこのBGを見てみると…
まず1990年のこの時期に出た新車ってのは
今でも同じみの名車から、そう言えばあったよなぁっていうレア車まで…懐かしいねぇ。
で、ページをめくると、やはりそれなりの中古車はそれなりのお値段だったりするわけで…
コンパクトハッチ、当時はボーイズレーサー/カフェレーサーって言われてた小さな車はやっぱり若者に嬉しい価格帯なんですよね!!
今じゃこういったカテゴリーは消滅してますもん…
「今の子って…かわいそう!」
さて、やっと本題(爆)
今やバカ高い、訳わからないクルマ達はどうでしょうか…?!
240ZGが180万円ほど、箱スカGT-Rでも200~350万円ほど、セリカに至ってはやはり80~90万円がいい所なんですね。
まぁ、それなりにお高いんですが…でも安いっ!?
こんなのもあります。
あはは…いまや値段があってないようなケンメリのRが。。。
この時に無理して買っておけば、今頃は?!
って言うのも、バブル期にお金が余って余って仕方なかった人達は、競って不動産に手を出しちゃったわけですが…そんな危ない橋渡るよりも、こっちの方が間違いなく正解だったんじゃないかと、今にして思えばそう思うわけですよ(笑)
まぁ、後の祭りなんですけどね。。。
で、当時からあった旧車専門店はどうかといえば
微妙~っ?!
今なら「おぉ!」って目を惹くであろうこれら絶版車って…ポンポン売れるようなものじゃなかったわけで、だからそれほど強気の値段設定は出来なかったはず。
そう考えると、この値段は妥当かも知れませんね?!
で、これが売れ残っちゃった場合、当時としては「エライこっちゃ」だったんでしょうけど…もしそのまま倉庫で眠らせていたとしたら、「手に余る不良在庫がお宝に早変わり!」ってことになってるのかなぁ???
そう考えると、なんか面白そうですね。
で、ついでに。
当時は必ずこの手の広告がありましたっけ。
中古車雑誌なんて、絶対に男しか買わないっていう前提が有ったんでしょうかねぇ??
こんなのもありましたから…。
今はきっと…無いよねぇ???
Posted at 2022/03/18 05:27:32 | |
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