先日の「満身創痍の…」でも書きましたとおり、そろそろやっつけなきゃいけない不具合を少しずつ直していくことにし、本日まずはそのうちのひとつにさっそく着手しました。
いやぁ、暑い夏も少しずつ収まりつつあるような感じで…って油断したら、やっぱり甘かったようでして、作業着手した途端に滴り落ちる汗が半端なし(滝汗)
それでも、日陰ならなんとか我慢できそうなので、断行したわけです。。。
さて今回行ったのは、ブレーキランプスイッチの調整。
いつの頃からかブレーキランプが消えないことが多く、発進してアクセル踏んでてもブレーキランプが光ったままというなんとも恥ずかしい状態で走ってることに気づいた時にはさすがに焦りました。加えて最近では、駐車場で車を降りてドアロックした時になって、ブレーキランプが点きっぱなしになってることに気づくこともあり…何とかしなきゃって思ってたんです。
なので、最近はブレーキペダルを踏むたびに聞こえるスイッチのカチカチって作動音を意識して聞くようになりまして、特にペダルを離した時に再びカチって音がしない場合は、靴底でペダルを引き戻して作動音を確認する…なんてことするようになってます。
これ、心理的にもバッテリー的にもメチャ負担なのは当然ですよね(爆)
原因は、明らかにブレーキランプスイッチ。
ちなみにこいつがそうです。
ブレーキペダルの上部付け根の付近なんていう、非常に作業性の悪いところに付いているスイッチなんです。
で、こいつの先端の出っ張りが出たり入ったりすることで、ON/OFFが切り替わるようになってます。
通常は先端部がペダルでグッと押さえつけられ引っ込んでいる状態がOFF。
ペダルが踏まれると、先端部分が解放され、伸びた状態がON。
つまり、ブレーキランプが点きっぱなしって言う状態は…この先端部分が「十分に押し込まれていない状態」になってるということなので、その解決方法は…スイッチ自体をもっとペダル側(写真では右方向)に近づけて固定し直せばOKというわけ。
まぁ、簡単に終わるもの…だと最初は思ってました。
コイツを固定しているのは、スイッチ本体を貫通している2つの14ミリナットのみ。このナットが車両側の取り付けブラケットを左右から挟みこんで本体を固定しているだけですので…ちょっとだけ本体側(写真で左側)のナットを緩め、本体を右にずらしてから、右側のナットを締めればおしまい。
で、さっそく手を突っ込んでナットを緩めるわけですが…
とにかくよく見えない(汗)
上体を仰向けにして、運転席足元に頭から突っ込むと、このペダルの付け根部分が良く把握できるんですが…それでは腕が突っ込めない。
じゃぁ、まっとうな方法でドアを開けて地面に座りこんで状態を降りまで頭を突っ込めば…見上げるのがやっとな状態で、やはり両腕が入らない。。。
しかも相手は、ブレーキペダルでずっと押されてる状況ですから、作業時には当然まずはブレーキペダルを踏み込まなきゃいけないわけで…実はそれが難しいんです(泣)
整備用には「ブレーキペダルの固定用ツール」ってのも売られていますが…あいにくそんなの持ってない。
じゃ代わりの棒でもつっかえておこうにも…なかなか良いものが無いんですよね。。。
なので、闇雲にスパナ突っ込んでナットを緩めたら…
間違って右側のロックナット外しちゃって、本体がブラブラと。。。
アホです。。。
でもまぁ、せっかくだから今回はこのスイッチを、手持ちの中古品と交換することにしました。ずっと頑張ってくれてたわけですからね…半世紀近くも!!!
というか、そうするしかなくなっちゃったわけで…
というのは、スイッチがフリーでブラブラしてるということは、当然この状態では通電しっぱなしなわけで、ブレーキランプは点灯中。
なので、触ったらメチャメチャ発熱してたんです(滝汗)
それに気づいたので、仕方なくバッテリー端子を外したんですが…そもそも通電した状態でそこまで発熱するなんて、ちょっと怖い気もしたんですよね。火災にはならないでしょうけど、劣化してるかもしれないわけで?!
で外してみた。
そして先端のスイッチを押すと
かなり奥まで押し込まなきゃ、カチって音がしないんです。
これが正常かどうかは分かりませんが…なので予備品と比較したんです。
(上が今までのモノ、下が中古の予備品)
と、なんとなく予備品の方が良さげな感じ(あくまで感覚ですけど)
で、よく見ると…本体形状がちょっと違うんですよね。
今までのは本体が四角、予備品は円柱状。 まぁ、ストロークその他の寸法は変わりませんから、そのまま置き換えが可能だったので安心しました。
(他車種にも広く流用してる部品でしょうから、そもそもまったく心配はしてませんでしたけど)
さて、ここからが大変でした。
とにかく片手をスイッチ本体、もう片方の手でロックナットを…目視できない状態で取り付けるんです。しかもブレーキペダルも何とかしなきゃいけないわけで…(滝汗)
結局、(Facebookでもあげましたが)ドアを全開して地べたに座り、右足でブレーキを踏みながら、上体を無理やり曲げて両腕を突っ込んで…
指先だけの感覚を頼りに取り付け穴を探り、あらかじめ反対側でロックナットを押さえつつスイッチ本体を突っ込んで、かすかに感じたネジ部にナットを引っ掛けて回し…
この繰り返し(爆)
でもなんとか仮固定できたので
苦労して最後はナットを増し締めして固定。
あらかじめ位置はおおよそ出しておいたので、そのままスイッチも十分に機能することを確認して終了!!!!
思いのほか時間が掛かりましたが…こうしてまずはひとつ、やっつけました。。。
めでたしめでたし。