「迂闊に近づいちゃいけない」って仲間内で囁かれている(?)、とある “普通の中古車屋さん” に、ちょっと時間が出来たから…という軽い気持ちでついつい立ち寄ってみたら…
あはは、巷によくある中古車屋さんに置かれているであろう “普通のクルマ” は…結局どこにも見つからず(爆)
だって、のっけからこんな車がどーんと店頭に並んでお出迎えですもん。
そりゃ、普通のお店には絶対無いよね、こういう並びは!?
だから、普通の中古車屋さんには絶対に乗り入れがはばかられる私のセリカ君も、ここには遠慮なく入っていける。。。
うん、間違いなく…ここは社長さんが何と言おうと「旧車専門店ですっ!!」(今さらですけど)
だから奥に踏み込むと、もう抜け出せなくなるわけで…いろんな “旧車(です!)” に目が離せなくなっちゃうんですよね。
これなんて、グサッと来ますよね、心に。
一見、ちょっとやれた感じの20カローラのバン。
しかもよく見りゃ、レアな2ドアだし。。。
こういうのって、もしかしたら “世間一般の旧車専門店” でも、まずお目に掛かれないんじゃないかなぁ?!
でも、私的に “もっともっと” グサグサッと心に刺さったクルマに出会えちゃったわけで…恐るべしこの “旧車専門店” の品ぞろえ(汗)
それがこれ。
そうそう、このちょっとヤンチャしちゃってるから、やっぱりタイヤはこうでなくっちゃ…
って、違~うっ!!
さすがにここまで若者ぶる(?)ことは、私にはすでに無理なお年頃。。。
だから…こっちですよ、こっち。
2代目レジェンドのクーペ。
エンブレムがデカいから
後期モデルですね。
これ、実にカッコいいっ!! こういうのこそ「真の大人のクーペ」って思えるデザイン。 デカいアメリカンサイズなドアに、太めのCピラー。
初代モデルのクーペも良かったけど、細めのCピラーがちょっと繊細過ぎた感じがして…でも2代目になってチカラ強さが感じられるデザインに変更され、当時ひと目で惚れましたもん。しかも同カテゴリーのソアラほどに売れなかったことで、実はあまり実車を見た覚えが無かったりする(汗)だからかえって気になる1台だったことは間違いありません。
このクルマ、若者が無理して背伸びしたって絶対に似合わない、渋さとクールさを保ったまま年齢を重ねたダンディな男性こそが乗るべきクルマなんですよね。
まぁ、お高いクルマでしたもん…若者には到底無理でしたから。。。
ちなみに中を見せていただきましたが、赤ステッチ入りの本革電動シート、本木目のインテリア、それにガラスサンルーフ。
インパネには当時の最先端技術であるGPS受信方式のカーナビも健在。
だからこうしたGPSアンテナがリヤボードに設置されてるのが見えます。
3.2リットルV6エンジンには、当初より出力がアップされた証である「TYPEⅡ」のエンブレムが貼られ、それを操るシフトレバーは独自のガングリップタイプ。
こういう至るところにホンダの独創性が光ってるのが、ますます良いですね。
残念ながらこのクルマは既に成約済みだとのことでしたが、そりゃ “あの値段なら” 即決したくもなりますよ。10万㌔ちょっとでしたが、そんなの関係ありませんからね、このクルマの場合は!!
久しぶりに心がときめいちゃいましたよ、生で見られて(笑)
そういえば、ここがどこのお店なのか…ご存じない人は居ないと思いますが。
まぁ、旧車好きな人にとっては愚問ですよね。
大垣にありながら、全国津々浦々に積車を走らせては、旧いクルマばかりを集めてくる…まるで、片言のつたない日本語で「シャッチョサ~ン、このクルマ売らない?」って話しかけてくる胡散臭い外国人と競っているかのような暗躍ぶり?!
少々くたびれてても、寝かせておけば数年後には “化ける” かもっていう期待をこめ、既に寝かせてるという “お宝予備車両” も、既に両手じゃ数えられないほどだという噂もアリ、今後も「旧車ひと筋」間違いなしですよ、このお店はっ。
最後に写真を忘れずに載せておきましょう。
さぁ、これでますます “普通のクルマ屋さん” とは言われなくなりますね!?
深みに嵌りたい変態さん、いつでも大歓迎されること間違いなしですよ。
Posted at 2021/11/27 05:56:52 | |
トラックバック(0) |
旧車 | 日記