最近セリカの排気管付近より聞こえるビリビリ・シャラシャラって言う異音。
極低速時、しかもエンジン始動直後に良く聞こえるようになってきました。(たぶん走っているときも鳴ってるんでしょうが…うるさくって聞こえません(笑))
そこでさっそくジャッキアップです。
たぶん先日エキマニを外した際に、フロントパイプを停めてるバンドを締め忘れたんでは…と思ったのですが、あいにく(私にしては“珍しく”?)しっかりと締まってます。
「そういえば思い当たることがあるなぁ」とふと思い、排気管を叩いてみると…やはりサブマフラーの中で共振するじゃないですか。
ちょうど1年前にフロントパイプを製作してもらったときに気が付いた「サブマフラー内のパンチングメタル材の剥がれ」、これがどうも完全に分断しちゃったみたいなんです。
原因が分かれば、さっそく迷わずに車体下に潜り込みますが…なんせ自宅前での作業ゆえ、ジャッキで持ち上げられる高さなんて知れたものです。結局無理な姿勢で頭突っ込んで、無理やり両手を伸ばしてボルト位置を探し出し(だって…見えませんから)、闇雲にメガネレンチ2本をあてがって渾身の力を込めて捻りという“無茶な作業”をやるしかありません。
なんとか引きずり出したサブマフラーは…やはり内部の筒が完全に溶接剥がれを起こしてました。
となりゃ、「さっそく元通り溶接しておしまい!」としたいんですが、悲しいことに溶接機なんてありません。もちろんそんなテクニックも無けりゃ、それをやってもらえそうな知り合いも居ない…。(それ以上に、ステンの溶接は大変だそうです。)
で、とった行動は…「中身を出しちゃえ!!」
中からグラグラになってる筒を引きずり出すだけなんで、簡単!!って取り掛かったものの、やはり大変。というのも、今までこの筒を溶接してた端が外筒の端面に残ってて邪魔してるんです。
しかもコレがステンレスですので、ちょっとやそっとじゃ剥がれないし削れない・・・(涙)
結局、ドライバーやタガネを駆使し、“力ずく”で中の筒を変形させては少しずつ引っ張り出すことにするしかありません。
勢い勇んで取り掛かりましたが、やはり中の筒も堅くって大変。
1時間半ほどこねくり回し、ああでもないこうでもない…ってぶつくさ言いながらもなんとか終了。
またまたアクロバティックな姿勢をとりつつ車体下に潜り込み、なんとか作業が終了しました。
サブマフラーで一時消音するはずが、パンチングメタルをなくしちゃったことで、その効果が薄れると心配したんですが、エンジンを再始動しても、まぁそれほど音に影響が無いように思われましたんでひとまず安心。
でもいつかはグラスウールを詰め込んで、再溶接してもらおうと思います。
Posted at 2009/09/20 07:47:54 | |
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セリカ エンジン | 日記