車齢も43年ともなると、やはりボデーの劣化は免れません。
その顕著たる現象が…雨漏り。
特にフロントウィンドシールド下端の鉄板が腐食して穴が開き、そこから室内に雨が入り込むのは分からんでもない(というか、漏れない方がおかしい!?)んですが、リヤハッチのガラス周りからも雨が入り込んでるのは…ちょっと悩みます。明かな腐食穴は見られない(と思ってる)からなんです。
でもその回りのゴム部品(ウェザーストリップ)の劣化は思い当たらないでもなく…
というのも、もうかれこれ20年以上も前から付けてた旧タイプのリヤルーバー、こいつの固定の仕方がなんと…ウェザーストリップ外側に薄い金具を差し込むタイプでしたので、明らかにこのゴムの端っこを痛めつけていたのはわかってたんです(汗)
(今は違うタイプで、ウェザーに優しいものになってます)
だからこのウェザーの隙間から長い間に雨が入り込んでリヤハッチの見えない部分を腐食させてた可能性は十分に考えられるわけで…つまり、穴開きは免れないんではないかって恐れてるんです。。。
で、いよいよ最近になってその雨漏りも明らかになってくると…もう覚悟を決めるしかありません。とにかくまずはリヤガラスを外さなきゃ!!!
そうと決まれば話は早い。
まずはガラスとウェザーを取っ払って鉄板の状況を確認、そして腐食してる部分は金属パテ(クイックスチール)あるいはハンダ溶接で塞いじゃってから再びガラス装着…って覚悟で、さぁ、やっちまえ~っ。
(かなり不安ではありますけど)
まずはリヤルーバーを撤去。
久しぶりに見たスッピン状態は、実にすがすがしいですね(笑)
で、固定金具(先述したタイプとは違い、ウェザーの内側ガラス面に差し込むタイプ)をズリズリっと引っ張り出す。
これ、隙間に挟んでるだけですが…とりあえず周囲にシール剤を塗布してあるので、結構しっかりとくっついておりました。。。
おぉ、なんか快感っ?!
そしてコーナー部をはじめ3か所ののステン部品を外すと…
化粧モールが取り出せます。
で、気が付く。
あっ、これってプラスチック製なんだ…ってことに。
その表面をアルミシートで装飾し、上から透明の保護プラカバーで覆ってる構造なんですね、ステンだと思ってました…。
でももちろん、こうして取り外した時点で…そこらじゅうがバキバキに割れて再使用はちょっと無理っぽい。。。
部品探さなきゃね(汗)
さて、いよいよウェザーにカッターナイフの歯を入れていきます。
もちろんウェザーは再使用しませんからためらうことなく切っていきますが、ガラスだけを切り離せるよう切断個所を考えて…いざっ!!
と、刃先にかなりの抵抗を感じます?!
それもそのはず…
ガラスとウェザーの隙間には、ビッチリとブチルゴムが充填されていたんですよね。それが刃先にまとわりついて…
刃先はすぐにネチョネチョに。。。
しかもこれは固まらないモノなので…刃先を抜くたびに糸を引いて、そこらじゅうに黒いブチルが付着(汗)
もう触るたびに黒いのが増えていって…でもひるむことなく(後で見たらえらい汚くなってましたが)刃を入れて引いていくと…
ゴムを切る感触って実に気持ち良いっ!!
グサッといってスゥ~って引けば、おもしろいように切れていって…あっという間にぐるっとガラスに沿ってウェザーが切り出せました。
だから切った後はこんなことになってます。
なんか楽しいっ。。。
で、このままガラスに吸盤(サクションカップ)をくっつけて持ち上げりゃ…
あっという間にガラスが取り外せました!
ちょっと感動的ですね。
でも…もちろんガラスの縁はブチルゴムでネチョネチョです(滝汗)
これまたうかつに触っちゃったんで…えらいこっちゃ。。。
で、その作業過程で見つけちゃったんです、これを。
リヤハッチに収まるガラスの右下隅に当たる部分。
このウェザーの下に空いてる空間に…真っ赤なヤツが隠れてました(汗)
そのヤツとは、もちろん…真っ赤になった鉄粉に見える!?
やべっ(滝汗)
と、まずはここまで。
(だって、まだ完成してないんですからね…この作業。ですからブログも引っ張ります!?)
Posted at 2019/04/25 18:03:34 | |
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セリカ 外装 | 日記