ちょっとびっくりなのが…やはり人間の記憶なんてあいまいだってこと。
ここにあげた作業内容は、みんカラをやり始めた2009年4月以降のことだと思ってたんですが
なんと、それよりもまた1年も前のことだった(!)とは。。。
では行きましょう、2008年3月15日です。
この日はどうやら、春の陽気に誘われて、『車内徹底分解掃除』を行った時のことのようです。
「車内からは懐かしい物が見つかって…」という先日の “現在の” ブログの続きでもありますが…。
で、車内のバラシついでにリヤクォーター・ガラスのゴムを交換することにしました。
以前より固くなっており、所々亀裂が入っていましたので、雨が降るたびに「早く換えなきゃ」って思ってましたが、結局はそのまま何年も放置してしまっていたやつです。
交換方法はもちろん…知りません!
でも順にバラしていけば、なんとかなるでしょう!っていうことで、なんのためらいも無く作業開始。
リヤ内張りは掃除のついでに剥がしてありますので、ドアのウェザーストリップを外し、隠れているビス2本を外します。しかしこのビス、なんちゅう所についているんでしょうか!! はずすのがちょっと面倒です。
で、なんとかビスを外すも、この後にもっと大変なことが控えておりました!!
なんと、ステンレスのガラスガイド(?)一面にブチルゴムが付いており、これでガラスのゴムをしっかりとくっつけているようなんです。もちろんブチルゴムですから、硬化はしない反面、いつまでたってもネバネバしており、糸を引いてます!
結局このゴムをキレイに剥がすのに、とても苦労しました。
で、ガラスの周囲を留めている6本のビスを外して力強くガラスをスライドさせると…実に(たぶん)30年ぶりにクォーターガラスがゴムごと一緒に外れました!
もちろん周囲のゴム部分はバリバリに硬化してますので、引きちぎるようにガラスだけを取り出します。せっかくですので、ガラスをキレイに洗います。
…で気がつきました。 このガラスって結構“湾曲”してるんですね。 単純に平面ガラスかと思ってました。
続きます。
そうそう、このガラス…はめ込み式なんですよね、動かないっ!!
それを、カリーナのリヤクォーターガラスの昇降機構を移植して、見事に可動式にした車が、昨年の東海セリカに居ましたが…皆さん、気付きましたかぁ??
では続けましょう。
さて、新しいゴムをつける前に、アーマーオールでゴムをキレイに拭きあげておきます。こうすれば後々の紫外線からの劣化防止にもなるでしょうからね。
そしていよいよガラスを挿入します…が、やはりガラスの周囲をぐるっと囲むゴムだけに、サイズはぴったりです。つまりこの挿入でゴムを不用意に引っ張ると“ちぎれて”しまう可能性あり!なんですね。
でもまぁ、さすがは新品!! 充分に弾力がありますので、なんとか大丈夫。
同時にガラスのはまるボデー側をキレイにしておきます。しかしホントに凝った作りしてますね、このクルマは。
あとは、ゆっくりとスライドさせてき、ゴムが捩れないように注意しながら作業を進めていけば完了です。
こうして車齢30年にして、無事ガラスゴムの交換が終了しました。
やはり気持ちのいいものですね!!!
…もっと早くやっておけばよかったなぁ。
って、気付いた方はいらっしゃると思いますが、実はこのゴム…ボロボロに腐食していようが、車内に雨水が侵入してボデーを腐食させるような構造にはなっていないんです。
私はそれが心配で、この時にわけわからず作業してんですが…その事実に驚いたわけで(笑)
でもまぁ、そうした強迫観念が無きゃ私もやらなかったかもしれません。
あれから17年…このゴムはまだまだ元気ですっ!!!
Posted at 2024/04/22 05:29:07 | |
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