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(有)黒梟造船(資本金5万円、岐阜県西方風強町4649)は、今月上旬に経営継続を断念し建造用資材の売却を開始。
当社は重巡洋艦高雄のスケールモデル製作を目標とし2015年に設立したが、駆逐艦3隻、水上機母艦1隻、軽巡洋艦1隻の竣工後、作業環境や労働時間短縮等の諸問題で労使対立となり永らく休業状態となっていたが、その間に高齢化と技能の低下が進んだ事により事業の再開が不可能と判断したものである。
尚、起工準備が完了していた高雄用資材はディテールアップパーツを含め矢富御久造船所に売却された。

1/700の神通が竣工したので、やりすぎのパターン１よりかは控えめにしたパターン２でディスプレーケースに載せてみる。
ネットで見たちょっといい感じの空母の作品を参考にしたので、軽巡の細い船体にはまだやり過ぎな感じです。面積的にもう半分ぐらいにするといいのかも。
また、このパターンは別件用に作ったダンボールの型紙で合わせた為、真上から見ると船体との間に所々隙間が有る残念な状態。なので気が向いたら後日パターン３を作るかもしれません？
もう造船は疲れたよ僕は眠りたいんだ・・・という感じで道具もみんな片付けたいのですが、まだ引き出しの中にはラスボスたる重巡・高雄が眠っているのでありました。(合掌)

そろそろ神通ができるのでこちらもテスト。なみ板君に乗せた重曹塗しのボンドです。
２個作ったうちの過剰演出っぽい方に水色を一部塗ってみました。実際の波は飛沫の消え際に明るい青が出るので、そこをちょっと出せないかなと。裏に塗りの濃さを変えて塗ってみたり、表側に叩く様に塗ってみたり。
重曹の少ない所のボンドが黄ばんだ透明になっているので、年月が経つと汚い色になるかもしれません。まあ安い材料なのでやむなしかと。

月が変ってから滞り勝ちの建造風景。やっと舷側の手すりが終わったところ。
エッチング処理で模られた真ちゅうの薄板なので変形し易く、着けるのが瞬間接着剤なのがくたびれる。
端を位置決めし、震える手先でちょっとだけ塗布＆位置を出しながら素早く押さえる。甲板は傾斜が微妙に変っていく区間も多く、１ピッチ毎に馴染ませていかないと不細工になる事も。
大体１時間ぐらいでくたびれるので一区切り。これだけの長さをやったのは初めてなので・・・もう嫌だｗ。

色々中途半端になっているのでこれだけでも月内に終わらせたいとは思うのだが、そう簡単にいく訳もなく飛ばしたり曲がったり削りなおしたりと順調に遅延中。
まあそれでも瞬間接着剤にむせながら一番やっかいな前後のマスト下部が終わり８割方終わった感。もう今日はやだー。
前の秋津洲の時はもっと詰めれた気がするが、目もしょぼしょぼするし精神的にもバテ気味かも。