岬から車に戻るとかなり気温が上がっていた。
暑いのはまだ慣れてないからきついな・・・という事で、調べてきた熊野周辺の滝めぐりは止めた。
かなりな勾配の県道70号から国道42号に乗り、尾鷲市外の西を北上して海山へ。
ここから尾鷲への馬越峠は、熊野古道の石畳が比較的綺麗に残っている所だそうな。
行ってみると実感しますが、このあたりはぎざぎざな海岸に点在する集落を、山越え山越えで道が繋ぎます。
川筋は山に向かってしまう為使えず、トンネルも無い当時は低い峠を次々と越えて行かねばなりません。
お金のある人や荷物のある人は海路を行ったのでしょうが、清貧な熊野詣の人達は、苦行の一つとして長旅で疲れた身体で一つ一つ峠を越えたのでしょうか。
そんな事を考えてしまう古道。
馬や牛引きが行き交う広さをイメージしていたのですが、思った以上に狭い。それに急。濡れて滑るし。
地域的に多い永い年月の雨にも崩れる事なくその姿を残す石畳。
ひんやりした朝の空気が残る中、往復1時間程歩いてみました。
あとは道の駅で顔洗ってひげそってかつおハンバーグ定食喰ってふらふら帰りました
Posted at 2012/04/26 19:19:05 | |
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