1.
林道終点の広場から上流に向かって細い杣道が続いているが、なるべく早く沢に降りたいので疎らめな笹薮の急斜面を下る。
薮の薄い所を選んでじぐざぐに降りたので、後で同じルートを取るのは多分無理。しばらくして沢が見えても最後は急で、ずり落ちるようにして岸に降りる。
目の前に階段状のいい小滝があったので早速記録写真を撮ろうと思ったら、背負っていたデイパックのチャックが全開でデジイチが入って無かった。
しまった、車に置いてきたかな・・・それとも薮を潜ってる時に落とした?
2.
スパイク長靴は沢靴に比べて滑り易い。濡れたつるつるの岩、コケ、水を含んだ落ち葉などに斜度があると恐い。登るのはまだしも、下るのはとても危険。小滝など段差を越えて行く時は、安全に戻って来る事ができるかの判断が肝要。でもここは大丈夫。どっしりした滝の所まで杣道が来ているそうだから、帰りはそっちを通れば大丈夫。
そして幾つかの滑りそうな段差を苦労して越え、目の前に荒々しい滝が現れた。両岸も切り立っていい感じだ。
しかし・・・杣道はどこだ?
昨日は大平八滝の後、東隣の竹屋谷の方にも。
沢屋さんのレポートが多い場所で、楽な区間だけ覗くつもりがちょっとびびりました。まだ昼過ぎなのに「秋の日は短いから谷はすぐ暗くなって、薄い踏み跡はますます見難くなるんじゃぁ~」とかいらん事まで心配になるしw。
ちなみに、この滝を頑張って左岸から巻いたらまた大きい滝があり、やけクソで右岸の疎林を登ったらはっきりした杣道が見つかって、車に戻ったらデジイチも後席の上に居たという平和な世界への帰還だったのであります。(合掌)
Posted at 2015/10/22 18:14:45 | |
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涼しげな話 | 日記