昨日は、以前書いたように下呂市小坂町に行ってきました。
御嶽山の西斜面に広がる裾野の町で、豊かな自然とともに美しい滝が沢山
あります。
美しい滝。皆さんは何をイメージされるでしょう?
高い落差、豊かな水量、周囲との調和・・・日光華厳の滝のような直瀑型の
滝、を思い浮かべる方が多いのかもしれません。
でも、それ程落差が無くても、凄い勢いで流れていなくても、雰囲気につい
惹かれる滝の写真は時々見かけます。
ネットで検索すると、いっぱい出てきます。
それは水の流れ方だったり、特徴的な滝の周囲の造形だったりします。
最近そんな自分の好みが、少し解り始めた気がします。
今回行った“がんだて公園”周辺には、直瀑型の日本滝百選の一つである
大きな“根尾の滝”もありますが、むしろ私はやや小さい、写真が綺麗だった
“三ツ滝”と“唐谷滝”の方を楽しみにしていました。
小さな公園の駐車場から、三ツ滝を通る遊歩道は整備されています。
先日紹介のpdfファイルだと、遠くまでの4時間周回コースになっていましたが、
他の滝も見たいので、手短に三ツ滝迄の往復にしました。
林の中の歩道を歩くと、数分で滝の音が聞こえてきます。
両岸の切り立った渓谷の橋を渡る頃には、3段になっている三ツ滝の中段
と下段の正面が見えます。
上段は向かって右から曲がり落ちてくるので、この時点では見えません。
歩道は鉄板の道に変わり、しぶきで湿った階段は滑りそうですから慎重に。
すぐ脇の岩壁は苔むして、落葉樹が優しく覆います。
階段を登ると、上段の滝が見えます。
上段の滝壷がそのまま中段の滝の落ち口となります。
写真が、上段の特徴的な3本の流れです。これが見たかったw。
“ぎふの名瀑名峡”という本の表紙がここなのですが、もっとローアングル
で、もっと雰囲気のある写真です。
あの岩の上あたりから撮ったんだろうか・・・と思われる場所は、ロープなど
沢慣れしてる人しか行けそうもない濡れた岩場でした。
おそらく私には一生無理だと思いますw。
滝の上まで上がってから、ゆっくりきた道を戻ります。
平日の朝なので誰もいない(寂)。
ちなみに地元の人にメールで聞いた所、冬寒いせいかこの辺りに蛭はいないそうです。
↓少ないですがフォトギャラもあります。
Posted at 2007/06/28 19:18:26 | |
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涼しげな話 | 日記