未明の起床。
眠い目を擦りながらパソコンを立ち上げる。GPVの予報で晴れ間と風向きの再確認。気象庁のサイトで降灰エリアの予報もチェック。
昨晩用意しておいた軽登山の道具を車に積み、高速で東へ移動。
遠くの御岳が薄明でシルエットに。噴煙のたなびく姿で今更ながらに噴火を実感。未だ収容されていない方もいるのにこんな事していていいのだろうかと、昨日からの自問を運転しながら再び。
展望地へ登ると、灰で汚れた御山がそこにあった。汚れたというのは不適切だろうか、これが火山本来の姿でもある。
白い噴煙が数百m立ち昇り東へと流れているが、当日の何千mなんてのは想像もつかない。
噴煙が舞っているのか少し霞がかかった様に見える。
小さい娘さんを連れた人がしみじみと、
「本当は今日、御岳に登る予定していたんです。この子を連れて。
噴火が今日じゃなくて運が良かった。そう言ってもいいんでしょうかね」
被災した人に申し訳無い。そういう気持ちだろうか。
展望地を降りる時、すれ違う若い方に明るく楽しそうに聞かれる。
「どうでした?噴煙良く見えました?」
苦笑して答える。そう云う無邪気さも良いよね。
「ピーカンで良く見えてますよー」
Posted at 2014/09/29 18:53:03 | |
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軽スポ | 日記